シリーズ〈実像に迫る〉<br> 小早川秀秋

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シリーズ〈実像に迫る〉
小早川秀秋

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864032285
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

明らかになる関ヶ原の真相!終生ついてまわった、秀吉の養子・羽柴家一門筆頭という呪縛。そして迎えた関ヶ原。決戦を前に、秀秋の胸に去来した想いとは!?武勲・生涯・人となり―小早川秀秋の実像に迫る。

目次

第1部 羽柴家一門の貴公子(秀吉の養子と羽柴家一門;小早川家を継ぎ大大名になる)
第2部 栄光、そして転落(運命を左右した朝鮮出兵の失態;関ヶ原合戦での軍功;備前・美作二ヶ国の太守)

著者等紹介

黒田基樹[クロダモトキ]
1965年生まれ。早稲田大学教育学部卒。駒沢大学大学院博士後期課程満期退学。博士(日本史学、駒沢大学)。現在、駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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国士舘大学そっくりおじさん・寺

77
以前、姫野カオルコ『ツ、イ、ラ、ク、』を読んでいたら、登場人物への悪態の中に小早川秀秋の名前があった。悪口になるほど有名な人なのに、評伝は本書だけらしい。肖像画も木像も不吉なほど悪意を感じる表情。歴史上の嫌われ者なのだが、享年わずか21。もっと同情しても良い。そう思って読んでみた。黒田基樹は北条氏などの関東の戦国研究のイメージなので意外な著作に感じた。天下人秀吉夫人・北政所ねねの甥で、秀頼誕生までは後継者候補だった秀秋。16歳の初陣も朝鮮出兵でいきなり大将。こういう幸運が全て仇になった人なのである。2018/12/31

電羊齋

11
当時の史料から小早川秀秋の実像に迫った評伝。これまでにわかっている彼の事跡がコンパクトにまとまっており文章も読みやすい。特に豊臣政権時代の動向が詳しくて参考になった。関ヶ原については、近年の研究に基づき「裏切り」は少なくとも前日からであって「問鉄砲」は後世の創作とする。全般を通してみると、羽柴家一門の貴公子としていわばお神輿として振る舞うことしか許されず、そこから脱しようとしては家臣と溝を作ってしまう不器用な秀秋像が見えてくる。2019/10/14

Toska

7
歴史のキーパーソンだが、スキャンダラスなイメージのみ強い小早川秀秋についての本格的な研究。黒田氏ならではの手堅い内容で、羽柴/豊臣一族中での秀秋の位置付けがよく分かる。貴重な一門であるにも拘わらず、秀吉は彼を徒に振り回し、使いこなすことができなかったという印象を受けた。流石に貴人で、短い生涯にも拘わらず肖像画や木像、陣羽織など派手な遺品が多く、これらが全てカラー写真で紹介されているのは有り難い。2021/07/28

BIN

5
裏切り者で人気がないせいなのか今までろくに研究されなくてここ20年の間で研究されてきたという小早川秀秋。最後は秀詮だったとのこと。裏切りは少なくとも松尾山城(というか城があったのか?)に入城したときには決めていたらしく、「問鉄砲」も後世の創作らしい。研究が進んでも無能さは否定されないんだろうけど、原因はアル中のせいかな、やはり。少年のころから飲んでたというが戦国時代の常識としてはどうだったのだろうか。2019/12/22

うしうし

5
秀秋の事績がコンパクトにまとめられており、「金吾」の名が官職名でなく、幼名・仮名であること、酒癖が少年期にまで遡ることなど、この本で新たに知った。ただし、アマゾンのレビューなどにも書かれている通り、関ヶ原合戦後の家中騒動での「平岡頼勝を誅殺」(p79~)というのは致命的な誤謬で、殺されたのは杉原紀伊守(重政)であるそうな(出典『備前軍記』)。逆に平岡は秀秋に最後まで忠節を尽くしたらしい。本書に限らず、このシリーズにはこの種の誤解や校正ミスが多くあるとの指摘もあり、その意味では本当に残念。2017/10/18

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