内容説明
遠江国(現・静岡県西部)の国衆(地方豪族)から、江戸幕府の譜代大名の雄として幕末まで彦根藩を収めた名族・井伊氏。本書では井伊家の歴代当主と各時代の有力家臣たちの生涯を、マンガでわかりやすくご紹介します。特に、井伊家を存亡の危機から救った“おんな城主”こと直虎、徳川四天王として家康の天下取りを支えた直政については、紙幅を割いて詳解しています。監修は歴史学者として名高い小和田哲男氏が担当。史実に忠実な内容構成を心がけて制作しています。さらに、エピソード集、関連人物事典、史跡ガイド、年表などの各種資料も収録しています。
目次
井伊氏の盛衰を見続けた老将 井伊直平
桶狭間に散った“直虎”の父 井伊直盛
井伊の土地と血を守ろうとした女領主 井伊直虎
家康の天下取りを補佐した「井伊の赤鬼」 井伊直政
井伊家を取り巻く群像 瀬戸方久と井伊谷三人衆
夜叉と呼ばれた2代目藩主 井伊直孝
資料編
著者等紹介
すずき孔[スズキコウ]
愛知県西尾市出身。マンガ家。大学在学中の1992(平成4)年、『週刊少年チャンピオン』でマンガ家デビュー。2009(平成21)年には井伊直政を主人公とする『紅塵賦』が、第一回プロダクションI.G×MAG大賞(審査員長/押井守)の佳作を受賞。主な作品に『茶の涙』(マッグガーデン刊/大阪国際マンガグランプリCOOL JAPAN作品賞受賞)などがある
小和田哲男[オワダテツオ]
1944(昭和19)年、静岡県出身。歴史学者。1972(昭和47)年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。静岡大学教育学部教授、教育学部長、附属図書館長などを歴任。2009(平成21)年に同大学を定年退職。現在は静岡大学名誉教授。戦国時代史研究の第一人者として各方面で活躍しており、著書多数。NHK大河ドラマの時代考証や、歴史番組の解説を担当、そのわかりやすさには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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