内容説明
伊豆平定や小田原城奪取により、関東の戦国はどう変わったのか?関東の諸将やゆかりの人々、寺社との関わりを通して、新たな伊勢宗瑞の人物像に迫る!
目次
第1部 伊勢宗瑞(北条早雲)の登場(早雲の伊豆討ち入りと本格化する関東の戦国;小田原城奪取と相模平定戦)
第2部 連歌師宗長関東の旅(関東の諸将との交流;宗長の紀行文にみる関東諸将の一族間紛争)
第3部 北条早雲の死(名族三浦氏を滅亡させ相模を攻略;早雲の政治構想)
第4部 伊勢氏から北条氏へ(相模国支配の実態;関東の諸寺社との結びつき)
著者等紹介
湯山学[ユヤママナブ]
1928年、静岡県に生まれる。中央工業専門学校中退。神奈川県藤沢市役所に勤務。現在退職。戦国史研究会・地方史研究協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ポチ
26
北条早雲が小田原に侵攻してからの、関東の情勢や勢力が詳細に記されている。専門的に細く知りたい人向けの本だと思います。2016/05/23
さとまる
5
話があっちへ飛びこっちへ飛び非常に読みにくい。新聞連載の再録らしいが、一冊の本にするのならもう少し構成を考えて欲しかった。内容も現在は否定されている旧説が多く、新規の情報を得たいのなら手を出さない方がいい。かつてはこのように捉えられていたのだなという研究史的な意味ならあるのかも。2023/05/17
BIN
5
所謂北条早雲である伊勢宗瑞関連本ですが、おそらく1/3くらいしか書いてない印象で、寺社の話が多すぎて途中から斜め読みになりました。新たな早雲像と帯にはあるが特にそうでもない。3部構成ですが第2部が連歌師宗長の話でほとんど早雲関係ない有様なので、正直タイトルが合っておらず下手に伊勢宗瑞をつけるから途中で読む気が減りました。2017/11/04
Ryuji Saito
0
2016年135冊2016/08/31
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