図説 真田一族

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  • サイズ A5判/ページ数 16,1/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864031790
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0021

内容説明

戦国の雄・真田信繁(幸村)の戦い!!戦国乱世を駆け抜けた、真田五代の歴史を、大河ドラマ「真田丸」の時代考証を手がける著者が徹底解説。本書初公開の資料を含む、カラー図版多数掲載!

目次

第1章 中興の祖 真田幸綱(謎に包まれた真田家の系譜;海野平の戦いと上野への亡命 ほか)
第2章 「不顧死傷馳馬」 真田信綱(信綱の誕生と於北との結婚;家督相続と武田家内における地位 ほか)
第3章 「表裏比興者」 真田昌幸(人質からの出世と譜代家臣化;真田家に大きな変化をもたらした昌幸の家督相続 ほか)
第4章 「日本一の兵」 真田信繁(実名は「幸村」か「信繁」か―;幼い弁丸が人質生活で出した仮名消息 ほか)
第5章 「天下之飾り」 真田信之(岩櫃城代として出発する;徳川家重臣・本多家と婚姻を結ぶ ほか)

著者等紹介

丸島和洋[マルシマカズヒロ]
昭和52年(1977)大阪府生。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。現在、国文学研究資料館研究部特任助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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けんけんだ

14
群馬県の100名城、続100名城の5つの城廻りして、スタンプ押して来て岩櫃城、名胡桃城、沼田城ゆかりの真田一族の本読みました。城廻り、歴史に想いを馳せるのが趣味かな2023/05/06

なつきネコ@百人一首の日にちなみ戻った化け猫

9
真田一族を最近の学説とビジュアル資料でまとめられて、わかりやすい。素人向けよりは、若干、知ってる人向けだと思う。なにより幸綱から、昌幸の国衆の変容を追っているな。始祖を鎌倉幕府成立機の真田幸春にしているが、よく関わりを語られる佐奈多与一とは関係ないのか。地理的に家系的におかしいが。信繁が今まで言われるより三歳年下かそれ以上に下か。よく問題視される信繁の元服、初陣の時期が遅すぎるのも納得できる。本当に真田は国ともに生きて育ったんだな。同時に信繁たけが、人質とかにたらい回しにされて広い世界を見たんだなと思う。2017/05/10

うしうし

4
真田信繁をテーマとした平山優さんの本を読んでいるが、私には少し難しい。というのが、真田が活動した長野県や群馬県の地理観が、私には全くないからである。そんな時、本書を書店で見つけた。カラー図版が多用されているので、小県郡や沼田領など、頻繁に出てくる地名の地理的な関係が私にも理解できたように思う。著者の丸島さんは新進気鋭の歴史学者と思われ、『戦国大名の「外交」』(講談社選書メチェ)も読んでみたが、やはり私には難しく、読破できずにいる。本書は一般の歴史愛好家を意識した編集がなされているためか、私のような素人にも2015/11/10

amabiko

3
同じ著者の『真田四代と信繁』を読了後に本書を読む。ダイジェスト版であり、ビジュアル版なので振り返りにちょうどよかった。2016/12/29

まふ

3
わかりやすく、ドラマティックに、最新学説を取り入れて、すっきりまとめる、という完成度の高い1冊。図説とある通り、写真や図のビジュアル史料がふんだんに使われていて、イメージしやすいのがすばらしいと思う。イメージは理解を問答無用でさせるとっかかりになる。2016/07/04

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