マンガで読む真田三代

すずき 孔【著】/平山 優【監修】

戎光祥出版（2016/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 148p／高さ 21cm
• 商品コード 9784864031783
• NDC分類 288.3
• Cコード C0021

内容説明

多くの歴史ファン、戦国ファンを魅了してきた真田三代（真田幸綱、真田昌幸、真田信繁（幸村））。本書では、歴史マンガ作品を多数発表してきたマンガ家・すずき孔氏が、大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当する歴史研究家・平山優氏監修のもと、戦国時代の真田氏とその周辺の人物について、政治史、戦乱史などを交えながら詳解。国民的な人気を誇る真田の群像を鮮やかに浮かび上がらせて参ります。このほか、真田家の家系図や関連人物事典、関連史跡ガイド、年表などの各種資料も収録。

目次

この世に真田一族を送り出した名将　真田幸綱長篠の馬防柵を突破した「昌幸の兄たち」真田信綱・昌輝
大国を翻弄した「表裏比興」の者　真田昌幸
大坂の陣で家康を追い詰めた「日ノ本一の兵」真田／信繁（幸村）
真田の命脈を後世に伝えた“忍耐の兄”真田／信幸（之）
真田と徳川の懸け橋となった“能き大将”小松姫（稲姫）
マンガで読む真田三代資料編

著者等紹介

すずき孔［スズキコウ］
愛知県西尾市出身。マンガ家。故郷である三河（愛知県東部）で活躍した三河武士たちの生き方に共感しており、三河武士の精神の探求と広報をライフワークとしている。大学在学中の１９９２（平成４）年、『週刊少年チャンピオン』でマンガ家デビュー。大学卒業とともに上京、出版社に原稿を持ちこみながら、マンガ家のアシスタントとしてマンガの基礎技能を磨く。２００９（平成２１）年には井伊直政を主人公とする『紅塵賦』が、第一回プロダクションＩ．Ｇ×ＭＡＧ大賞の佳作を受賞

平山優［ヒラヤマユウ］
１９６４（昭和３９）年、東京都出身。歴史研究家。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻（日本史）修了（日本中世史を専攻）。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県教育庁学術文化財課主査、山梨県立博物館副主幹を経て、現在は山梨県立高校教諭（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[国士舘大学そっくりおじさん・寺]

これは良書！。時節柄、同工異曲の本は数々あろうが、その中でも白眉では無かろうか？。監修が大河の時代考証の一人というのも良いが、すずき孔の漫画が上手い。可愛らしい絵柄でわかりやすい。みなもと太郎『風雲児たち』の状況解説部分に似たわかりやすさである。真田幸村の祖父・幸綱(幸隆)、幸綱の息子で昌幸の兄たち・信綱＆昌輝、昌幸、信繁(幸村)、信之と妻・小松姫を列伝で。知らなかった人も魅力的で、他家の様にバカな人がいないのがすごい。信繁の哀しみ、信之の反骨、小松姫のいい女っぷりも印象的。この出版社の本は良いのが多い。

2016/03/06

[鈴]

面白い！それにわかりやすい。これだけ真田が何人も出てきたら、漫画だと似たような顔になりがちなのに、それぞれ髪型とか特徴的に描かれていて、区別がつきやすくてわかりやすかった。特に昌幸の髪型はツボだった。テレビは見ていないので全く知らなかったのだが、幸村って案外活躍シーンが少なかったのね。それよりは父昌幸のほうが大活躍。晩年が可哀想だったけど。

2017/03/14

[ツキノ]

図書館では一般書のなかにあり。監修は大河ドラマ「真田丸」監修の平山勝氏。漫画部分だけでなく文章や年表も充実。

2016/07/31

[春木]

初心者には大変わかりやすくまとめられた一冊。信幸兄ちゃんすごい。大河でどのように話に組み込まれて見せてもらえるのか、楽しみです。

2016/01/27

[みかんこ]

読みやすくて、わかりやすかった。昌幸の兄達はよく知らんかったので挙げられててよかった。

2016/01/24