直江兼続と関ヶ原

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  • サイズ B6判/ページ数 162p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864031233
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0021

内容説明

会津移封の本質、神指築城の理由、「直江状」の諸問題など、会津移封後の上杉景勝と直江兼続の動向を追いかけ、徳川軍との対峙、最上義光との激戦など、「北の関ヶ原」とも呼ばれる慶長五年の山形合戦・福島合戦の真相をさぐる。

目次

第1章 上杉景勝、会津へ
第2章 神指築城の意味
第3章 「直江状」の諸問題
第4章 家康の出陣、景勝の防戦
第5章 景勝・兼続の戦略
第6章 山形合戦の意味
第7章 福島合戦の諸問題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

7
14年。3年近く積読していたが読了。09年の大河『天地人』に関連した調査研究事業の成果をまとめ、11年に発行した書籍の改訂新版。特別寄稿は小山評定の通説を否定した高橋明氏(人名・地名の連続で地図もわかりづらいのが難点)■会津移封の本質、神指築城の意味、「直江状」の諸問題、上杉景勝・直江兼続の戦略などを見ながら、慶長五年の山形合戦・福島合戦の真相を探る■あとがきでは本書と見解を異にする部分が多いが発行時期の関係で盛り込めなかった白峰旬氏の著作を紹介■史料の写真や釈文も多く、地方からの情報発信の重要性を認識 2018/08/04

美亜希

2
この戦いは、従来の戦国時代における「力で奪い合う」という単純な図式ではなく「政争」だった。「直江状」の真偽にまでは至らなかったものの、全文の口語訳が読めただけでも個人的には嬉しかった。様々な史料を原文をわかり易く読み解き、地理的な部分は地元だからこそ説得力が増す。こういう本がもっと増えるといいなぁ。2014/09/06

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1
地元の文化振興財団編。時系列に沿って史料原文をひとつひとつ取り上げて読み解いていくスタイルで大変わかりやすい。図版・写真も多し。2018/08/28

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