目次
1 足利氏満と室町幕府
2 平一揆の乱と源姓畠山氏
3 小山氏の乱
4 田村庄司の乱の展開と小山若犬丸・小田孝朝
5 関東足利氏の御一家(一)
6 足利氏満の発給文書
7 足利氏満期の関東管領と守護
8 氏満期の奉行人
9 氏満期の上杉氏
10 足利氏満の妻と子女
著者等紹介
黒田基樹[クロダモトキ]
1965年生まれ。早稲田大学教育学部卒。駒沢大学大学院博士後期課程満期退学。博士(日本史学、駒沢大学)。現在、駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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組織液
10
氏満というよりかは、氏満期の関東管領や上杉氏、守護などについての参考にしました。2023/12/14
BIN
5
鎌倉公方シリーズ2代目の足利氏満。まだ南朝が存在するせいか室町幕府と喧嘩してない時代です。ただ小山氏、小田氏、田村氏の反乱があったとのこと。小山氏に関しては氏満自ら出陣したりとこの時代の公方さんはまだ活動的だったようです。氏満の子らが奥州の稲村公方や篠川公方、上杉家では山内、扇谷などの家が出来た分裂の時代だったんだなあと思いました。かなりマイナーな時代で知っていた事象が何もなかった。2019/11/04
さとまる
4
鎌倉公方2代目となる氏満。彼の時代は鎌倉公方という体制の確立期であり、薩埵山体制の崩壊から平一揆、小山義政の乱を通じて公方管領体制がどのように形成されたのかを知ることができる。2021/11/07
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- サンデー毎日2016年5/8・15合併号