内容説明
野に埋もれゆく「兵どもの夢の跡」を克明に記録するため、すべて歩いて実測した図面類と、文献史料や伝承の数々。そして画家の筆致で描く美しいカラー鳥瞰図40葉を収録、著者が生涯をかけた前人未踏の“城館調査バイブル”である。
目次
第1部 北杜市・韮崎市・番所(北杜市;韮崎市;番所)
第2部 甲斐市・昭和町・中央市・甲府市・笛吹市(甲斐市・昭和町;中央市;甲府市;笛吹市)
著者等紹介
宮坂武男[ミヤサカタケオ]
1932年(昭和7)、長野県下諏訪町生。信州大学教育学部卒業。茅野市立永明小学校校長、岡谷市教育委員長等を歴任。教職のかたわら昭和50年代から本格的に山城の研究に没入し、以後、30数年の間に県内外の山城を悉皆調査する。洋画家でもあり、その筆をもって描かれた鳥瞰図の美しさ、正確さは言を待たない。現在、県文化財保護協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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