シリーズ・中世西国武士の研究
薩摩島津氏

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  • サイズ A5判/ページ数 410p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864031035
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0021

目次

総論 中世後期島津氏の研究状況
第1部 中世後期島津氏の領国支配(島津氏における領国制形成の課題;中世後期島津氏の権力構造;戦国期島津氏の家臣団編成―『上井覚兼日記』に見る「取次」過程;中世の薩琉関係について―戦国大名島津氏の領国形成と琉球貿易独占化について;一六世紀南九州の港津役人と島津氏)
第2部 中世後期島津本宗家の変遷と家督継承(総州家島津忠朝について二、三の覚書;南北朝・室町期における島津家被官酒匂氏について―酒匂安国寺申状を中心に;戦国期島津氏の家督相続と老中制;戦国大名島津氏の権力形成過程―島津貴久の家督継承と官途拝領を中心に;島津義弘の本宗家家督相続について)
第3部 中世後期島津氏と領国外勢力(中世末期における近衛家と島津氏の交流―近衛政家・尚通・稙家;天正期島津氏の領国拡大と足利義昭の関係;中近世移行期における島津氏の京都外交―道正庵と南九州)

著者等紹介

新名一仁[ニイナカズヒト]
1971年生まれ。鹿児島大学法文学部卒。広島大学大学院文学研究科博士課程前期修了。広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、宮崎市きよたけ歴史館学芸員、鹿児島大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BIN

6
南北朝~戦国期における薩摩島津氏において重要かつ入手しずらい13の論考集とのこと。第1部は家臣の権力構成や外交とくに琉球との外交について、第2部は島津本宗家に江戸まで続く相州家の家督継承劇(島津貴久の頃)について、第3部は主に将軍や近衛家との外交となる。大分専門的なのである程度島津家の流れを知っていないと辛い。貴久の家督継承は大分ややこしいけど、この辺りから戦国期としては面白いので何かで読みたいところ。島津義弘はどうやら家督相続していなかったようです。2017/04/01

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