内容説明
生命は地下で発生し海に出た。新しい地球観にもとづく探求。
目次
第1章 二〇世紀末、地球観の大変化
第2章 “究極の祖先”とは?
第3章 そもそも生物はなぜ進化するのか?
第4章 無機界と有機界をつなぐ粘土鉱物
第5章 有機分子の出現と自然選択―微惑星・隕石の“海洋”衝突
第6章 有機分子の高分子化―海洋堆積物の圧密
第7章 高分子の組織化・生命の発生―大陸の発達と熱水活動
著者等紹介
中沢弘基[ナカザワヒロモト]
物質材料研究機構フェロー、1940年長野県生まれ。元東北大学大学院理学研究科教授、元無機材質研究所総合研究官、特別研究官、元日本粘土学会会長。主な受賞など―日本結晶学会賞(1978)、科学技術庁長官賞(1986)、井上春成賞(1992)、日本発明協会発明賞(1999)ほか。紫綬褒章(2000)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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