内容説明
野に埋もれゆく「兵どもの夢の跡」を克明に記録するため、すべて歩いて実測した図面類と、文献史料や伝承の数々。そして画家の筆致で描く美しいカラー鳥瞰図64葉を収録、一国の城館跡すべてを現地調査した幻の資料集。
目次
第1部 安曇野市(光城―大城・仁場城;田沢城―光小城;平瀬山 北の城 ほか)
第2部 大町市(城の峰城―曽根原城;丹生子城;木舟城―南城・北城 ほか)
第3部 北安曇郡(鵜山城;渋田見城―城山;田ノ入城―茶臼山城・寺村山城 ほか)
第4部 木曽郡(藪原砦―鳥居峠砦;鳥居峠 峠山狼煙台;古畑十右衛門屋敷―藪原殿屋敷 ほか)
著者等紹介
宮坂武男[ミヤサカタケオ]
1932年(昭和7)、長野県下諏訪町生。信州大学教育学部卒業。茅野市立永明小学校校長、岡谷市教育委員長等を歴任。教職のかたわら昭和50年代から本格的に山城の研究に没入し、以後、30数年の間に県内外の山城を悉皆調査する。洋画家でもあり、その筆をもって描かれた鳥瞰図の美しさ、正確さは言を待たない。現在、県文化財保護協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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