内容説明
解析学の“不滅の原典”の初の邦訳エコール・ポリテクニクのテクストとして誕生し、解析学を確立した「教科書の模範」。
目次
実関数
無限小量・無限大量と関数の連続性。いくつかの特別な場合における関数の特異値
対称関数と交代関数。任意個の未知数を含む一次方程式の解法へのこれらの関数の利用法。斉次関数
いくつかの特定値を既知として、整関数を決定すること。応用
ある条件を満たす一変量の連続関数を決定すること
収束級数と発散級数。級数の収束に関する諸規則。いくつかの収束級数の和
虚表示式とそのモジュール
虚変化量と虚関数
収束虚級数と発散虚級数。いくつかの収束虚級数の和。これらの級数の和から導出されるいくつかの虚関数を表示するために用いられる記号
左辺がただ一つの変化量の有理整関数である代数方程式の実や虚の根について。この種のいくつかの方程式の代数または三角法による解法
有理分数の分解
循環級数
著者等紹介
西村重人[ニシムラシゲト]
1961年東京都に生まれる。2001年東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、明治大学付属中野八王子中学高等学校教諭
高瀬正仁[タカセマサヒト]
1951年群馬県勢多郡東村(現、みどり市)に生まれる。数学者、数学史家。多変数関数論と近代数学史専攻。現在、九州大学マス・フォア・インダストリ研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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