白帝社アジア史選書<br> 雲南の歴史―アジア十字路に交錯する多民族世界

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白帝社アジア史選書
雲南の歴史―アジア十字路に交錯する多民族世界

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863981188
  • NDC分類 222.37
  • Cコード C0322

内容説明

中国56民族の内26民族が居住する雲南省の有史以来の歴史を、各時代の状況ごとに多民族が去来し、定着する有様から、幾重もの層をなす歴史の地層を提示し、通観する。中国・東南アジア・チベット・南アジア各地域に通じるアジア十字路の交差点として雲南地方を位置づけ、諸民族の系統を踏まえて多角的な視座で描き出す。本邦に希少な省別通史。

目次

概説 雲南の地理と民族(雲南の地形と気候;雲南の民族集団)
本編 雲南の歴史(先史時代の雲南;〓(てん)国と青銅器文化
「西南夷」―西南地方の民族集団
四川=雲南=東南アジアの交通路
魏晋南北朝期・隋代の雲南
南詔と大理国―唐代・宋代の雲南
元代の雲南
明治の雲南
清代の雲南
雲南の近代史(1)―アヘン戦争と太平天国以降
雲南の近代史(2)―辛亥革命と雲南
雲南の近代史(3)―中華民国期の雲南と日中戦争
雲南省の将来と展望)

著者等紹介

川野明正[カワノアキマサ]
1967年、東京都生まれ。1992年、東洋大学文学部哲学科卒業。1998年、世界妖怪協会賞(第2回)受賞(世界妖怪協会・水木しげる会長)。2000年、東京都立大学大学院人文科学研究科中国文学専攻博士課程満期退学。2001年、博士学位取得(文学・東京都立大学より授与)。東京都立大学人文学部中国文学講座助手、東京理科大学理工学部教養准教授を経て、明治大学法学部教授。専攻、中国民俗学(民間信仰論・比較文化論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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イツシノコヲリ

3
照葉樹林文化の発祥とも言われる雲南地方について興味があったので読んだ。地形・気候の概略や南詔・大理という国家がなぜ成立したのかについて知ることができたので良かった。雲南は風土の厳しさだけではなく、多くの民族が暮らすことにより直接統治の難しさがあったと感じた。著者は民俗学者というが、どっかで見たことがある名前だと思ったら笏谷石狛犬のシンポジウムで聴講していた。2024/12/25

samandabadra

2
気になっていた雲南の歴史を紐解く本として手に取った。期待を裏切らない内容になっているが、固有名詞と、同じ人の名前が漢人化した名前、もともとの名前の漢字表記及び、実際の発音表記などが載せられていたりして、目が回るところがあった。まあ、それはそれ、多民族地域なので、仕方がないことのように思える。ちなみに、最初のところで100頁を超えるところまでは、それぞれの民族の紹介があって、それから歴史本編が始まるのも、やはりこの地域をまとめるならこうなるのかという感じがする。人口が4600万いるというのにも驚いた。2020/11/25

viceversa8

1
38.4万㎢、人口4600万人、山地面積は84%、耕作面積は斜面の焼畑耕作地を含めて7%、省都は昆明市、中国56民族(13億3千万内漢族が91%)のうち26民族(4千人以上)が居住/身份证を所持/布朗プーラン族、タイ族の影響、精霊信仰、噛んで味わう発酵茶を好む習俗があり雲南の茶葉栽培史に重要な役割持つ、集団は母子連名制でこの名の最後に母の名を繋げる2016/09/24

司行方

1
石器時代から現代まで網羅していて納得できる内容(但し、第二次大戦後は少な目)。雲南の各民族紹介写真が、普段着と晴れ着の民族が混在していてアンフェアかも。満族女性の衣装の花飾りが南国ムードにあっている? 西南「夷」という切り口や吐蕃、ビルマのプレゼンスの大きさに改めて驚く。2014/03/01

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