目次
釈尊が出家した時代の社会的背景とは
少年期・青年期の釈尊はどのような気質だったのか
釈尊に出家を思いとどまらせようとした父王の“作戦”
釈尊が王子の地位を捨てて出家したきっかけとは
「出家する」ことの本当の意味と試練
釈尊が発見した「出家後の正しい修行のあり方」とは
出家後の悟り―「宇宙即我」とはどのような体験だったのか
宗教の普遍的な修行は「執着を断つこと」
現代的な仕事でも、結婚や子育てが束縛になる面がある
釈尊は「禁欲」と「苦行」をどう捉えたのか
出家とは「大いなる目的」のための「常識との戦い」である
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。86年、「幸福の科学」を設立。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)の会長でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りんふぁ
4
釈尊の出家について。出生から、出家した青年期あたりを、仏教を知らなくてもわかるようにやさしく解説してある。俗世のすべてを断つことが出家。とても厳しい道だと改めて思う。2017/03/15
りんふぁ
3
原点を読みたくて再読。2020/01/24
かささぎのはし
2
改めて釈尊の出家までをたどることができた。仏教を全く知らない方には釈尊の出家までの葛藤や経緯、どういうい意義があり当時の常識からみてどうであったのかを知ることができる内容。悟りとは肉体ではなく、魂、肉体を去ったあとの心の観点から、自分というものを自覚するもの。というのは宗教から遠くなった日本人にとっては一転語になると思う。2017/06/23
とし。
2
出家という言葉がにわかに流行っている。宗教に興味がない人には縁の薄いことばではある。人は自分の常識の中から価値観に順番を付けて生きていく。1位が家庭であったり、仕事であったり、趣味であったり。出家とは常識の外に出て、本物の人生を探す旅に出ることなのだろう。本物を手に入れるには、多くのものを捨てなければならない。ときにそれは、まわりからは不遜にも見える。 「いつの時代も人は価値観を選び取る。何を選び取ったかで、未来への道は決まる。立志がすべての始まりなのである。」あとがきより2017/03/22
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- 和書
- 小村雪岱