内容説明
世界で唯一、神話の時代から続く文明の国・日本。そこに育まれた比類なき神聖なる文化の「美」を紹介する。
目次
神国日本文化の輝き
第1章 日本の伝統建築―日本人らしさを育んだ空間(神社建築―古代の様式を伝える伊勢神宮;宮殿―なぜ天皇の住まいは無防備なのか;仏教寺院―世界最古と世界最大の木造建築;寝殿造り―優雅な王朝文化が生まれた舞台;書院造り―武家屋敷における正統様式;草庵茶室―茶の湯・侘び茶のための空間;数寄屋造り―日本の伝統建築の枠)
第2章 日本の伝統工芸―ものづくり大国・日本の原点(漆器―世界の誰も真似できなかった蒔絵;やきもの―世界で最も多様な美意識;染織―世界に卓越した染織技術;日本刀―世界で唯一、神器となった武器;御装束神宝―日本の伝統工芸の最高峰)
第3章 日本の伝統芸能―時代を超えて人々を魅了し続ける秘密(神楽―日本の芸能の始まり;雅楽―神秘の世界へと誘う千年の調べ;能楽―現存する世界最古の舞台芸術;歌舞伎と文楽―日本人の道徳心を育んだ江戸時代の二大芸能)
建築と工芸と芸能の輝き
著者等紹介
岩崎正彌[イワサキマサヤ]
皇學館大学現代日本社会学部(伝統文化分野)准教授。一級建築士。茶の湯文化学会理事。1959年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大大学院建設工学専攻修士課程修了。内井昭蔵建築設計事務所に入社し、一宮市博物館、浦添市美術館、吹上新御所、京都迎賓館(計画)等を担当する。平安建都1200年記念協会常任参与、池坊短期大学助教授・教学部長等を経て、2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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