出版社内容情報
心ある経営者たちへ贈る、経営フィロソフィー。
仏教の視点から見た経営の神髄とは?
経営の視点から見た日本の問題とは?
目次
1 稲盛和夫氏の守護霊に「フィロソフィ」を訊く
2 経営者にとっての最終試験
3 JAL再建を引き受けた理由
4 危機感が社員に「経営意識」を持たせる
5 JAL再建を通じての「二つの貢献」
6 経営に生かす「仏法の厳しさ」
7 「考え方の甘さ」を自覚せよ
8 ロングヒットを生み出し、経営を安定させよ
9 政治的権力を持ちつつある幸福の科学
10 「稲盛氏の守護霊霊言」を終えて
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。86年、「幸福の科学」を設立。現在、全国および海外に数多くの精舎を建立し、精力的に活動を展開している。幸福実現党、幸福の科学学園中学校・高等学校の創立者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
9
80歳を前にJAL会長に就任し2年で再建させた京セラ名誉会長の稲盛和夫さん。その経営姿勢は非常に厳しいものがあるなと思いました。一喝されたような気迫というか迫力を感じました。経営の一線から一旦退いた後、禅宗のお寺で在家得度を受け托鉢修行もなされたとか。ただ儲かればいいというのではなく常に経営の趣旨・目的・動機を問う姿勢には業種・業界に関係なく普遍的な経営の哲学があるのだなと思いました。2013/06/17
とらじゃ
3
80歳にしてJALの再建を成し遂げた稲盛氏の霊言。さすがはプロの経営者だ。言葉に力がある。経営にも宗教にも厳しさが必要だと一喝されている。2013/05/26
かささぎのはし
2
経営者が首を切ることのつらさと断行する胆力は考えさせます。元が宗教心の深い方ならはなおさらつらかったろうと思います。それをしたほうが、多くの幸福につながるという信念を持ち、このお年で実行し、結果も出したというのに驚嘆します。七十代、八十代の元経営者の方たち、宝の持ち腐れにならず、本当に再チャレンジして、日本の繁栄に役立ってもらいたいと思います。2013/07/13
猫星人
1
何かをするにしても、「動機が善なるかどうか」を常に振り返らなければならない。 一喝されました。2013/06/24