目次
1 正しい「日本人観」を求めて
2 「考」の思想の現代的意義
3 「家族」に対する価値観の変容
4 「いじめ問題」の根本原因とは
5 「幸福の科学学園」に期待するもの
6 教師は「聖職意識」を持て
7 陽明学から見た「現代日本の問題点」
8 中江藤樹の「使命」とは
9 儒教と日本神道の本当の関係
10 「幸福実現革命」の成就に向けて
11 「中江藤樹の霊言」を終えて
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。86年、「幸福の科学」を設立。現在、全国および海外に数多くの精舎を建立し、精力的に活動を展開している。幸福実現党、幸福の科学学園中学校・高等学校の創立者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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p.ntsk
7
中江藤樹。江戸時代初期の儒学者で「近江聖人」と言われた日本陽明学の祖。「天下を治めるには、まず自分の行いを正しくし、次に家庭をととのえ、次に国家を治め、そして天下を平和にすべきである」いじめ問題の根本には教育から道徳や宗教など人として生きるうえでの善悪を教えるものが欠如してしまっているのが原因のひとつ。「人が見ていなければいい」「人に見つからなければ犯罪は成立しない」ではなく「目に見えない世界から、いつも見られているのだ」と言った正直さ、孝の心、仁愛の深さこそ見直されるべき徳目ではないかと思いました。2013/02/17
とらじゃ
4
儒教系の内容は心に染みる。やはり日本人の根底には陽明学的なものが根付いているのだろう。意識しなくとも、震災時、世界中を驚かせた人々の行動を見ればわかる。日本人はもっと誇りと自信を持つべきだ。2013/01/30
かささぎのはし
2
朱子の霊言もそうなのですが、儒教系等の霊言は、ムショウに勉強したくなります。そういう意味で、こういう方たちが日本の思想の下支えだったことが、日本人を勤勉にした基なんだなということがよくわかります。本当に素直に学んで自分を高めたくなります。ものすごい魔法の本だと思います。2013/02/14