内容説明
初代・徳川家康が戦国武将だった頃から、ともに戦野を駆け巡り、御家の天下統一に貢献した子飼い武将、「譜代」大名。幕府が開かれると、日本全国の要地に配置され、幕政の中枢を担い、歴代将軍を強力にバックアップし続けた。奏者番、寺社奉行見習、大坂城代、京都所司代と譜代大名の出世コースを順調に歩み、幕枢での権力を一手に握る―それが譜代大名の生きる道。
目次
第1部 出世と譜代大名(譜代大名の定義;譜代家臣団の成立;江戸幕府における譜代大名の役割;譜代大名の出世頭「老中」;譜代大名の懐事情;寵臣の出世と末路)
第2部 譜代大名名鑑(近江国彦根藩・井伊家;三河国西大平藩・大岡家;遠江国相良藩・田沼家;大和国郡山藩・柳沢家;ほか122家)
著者等紹介
榎本秋[エノモトアキ]
東京都出身。WEBプランニング、ゲーム企画、書店でのWEBサイト企画や販売促進に関わった後、現在は著述業、文芸評論家。歴史、文芸(特にライトノベルス)に関する原稿の執筆が中心である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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