内容説明
来年、それとも再来年?全教科書から聖徳太子の名前が消える。本当にいなかったのか、それともほかの誰かなのか…古代史最大のミステリーを追う。
目次
第1章 聖人・聖徳太子と悪人・蘇我入鹿(『記紀』作者の悪意;蘇我氏こそ王そのもの ほか)
第2章 悲劇の天皇?聖徳太子の正体(不可解な聖徳太子の死;太子の死にこだわる文献 ほか)
第3章 正史から消された名前(稗史が残そうとした真実;天皇家に先行した王家 ほか)
第4章 聖徳太子は蘇我入鹿である(政争の新たな勝利者;蘇我VS.物部 ほか)
第5章 『日本書紀』が仕組んだ完全犯罪(中大兄皇子は何をしたのか;業績がまったくない改革派皇子 ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年(昭和34)、千葉県柏市生まれ。歴史作家。1991年(平成3)に『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビュー。以後、精力的に執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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舟江
4
我々の世代は、聖徳太子=お金。そのお札から聖徳太子が消えてから久しいが、このように、皇室関係の人を自由に描けるようになったことは、喜ばしいことだ。内容も目から鱗という感じであった。古代はロマンがあって、わくわくする。それにしても、当時の人は、行動範囲が広く驚くばかりだ。2020/05/06
ちえり
4
QEDシリーズの参考書籍として載ってたので読んでみた。テーマは面白いのになぁ…なんか文章がつまんない。著者は学者や研究者ではなく、作家ということだけど? 引用や同じ事の繰り返しが多く、だるかった。2014/08/21
零戦隼人
3
内容は大変興味深いのだが、説明が分かりにくい。2013/04/24
lovejoy
0
★★★★2023/03/02