内容説明
苳也の命が尽きる『運命の日』が近づくなか、ついに最後の“珠華”に繋がる依頼が組織に持ち込まれる。だが、肝心の“珠華”を誰が所持しているのか特定できず調査は難航し、メンバーたちは焦りを募らせていく。やっと有力情報を掴んだ運命の日の前日。苳也は死を前にずっと胸に秘めていた想いを蓮に伝える。蓮は気持ちを受け止めてもらえたと思い、ふたりはついに結ばれるのだが、なぜかその後、苳也は自ら敵の手中に飛び込んでいってしまい―。苳也と蓮の運命は…?その時桐生は!?陛下やタオ、すべての謎が明らかになる衝撃の完結。
著者等紹介
牧原朱里[マキハラシュリ]
「アンバー・アーバン・スキャンダル琥珀のラビリンス」(ソニー・マガジンズ)で1997年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nono
12
BL。シリーズ完結。何だか力技の決着の付け方に動揺しつつ、ひとまず完結は目出度い^^最初の頃の妖退治的な話から、正直こんな展開になるとは思っていなかったので予想を裏切られた爽快感はある。でもBL的な萌えは微妙で、二人の愛よりも大人組の方が好み^^小夜子さんの正体やオトナの桐生さんに惚れ惚れ。ちょっと読みづらい文章でしたが幸せな結末にほっこりでした。2017/03/04
彩夜
0
完結してよかった。
愛華
0
読むのが苦痛になりながら、それでも何とか最後まで読みましたが・・・。結局ゆきが助かった理由がよくわかりませんでした。2011/11/21