出版社内容情報
生きている屋敷、言葉を話すドラゴン執事、神出鬼没の魔法教師――1833年、魔法が国家に管理され、一部の特権階級だけに許された世界。12歳のエグランティーヌは、偉大な魔女だった母の魔力を受け継げず、父と屋敷を守るため禁じられた魔法を求める。一方、王族として魔力を禁じられてきた14歳のヴィクトリア王女は、突然目覚めた危険な魔力を消し去ろうとしていた。魔法がほしい少女と、魔力を捨てたい王女。正反対の願いを持つふたりが、謎の魔法教師ミス・ヘゴティを追い、壮大な冒険へと踏み出す。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
22
「魔法」が制限されている世界。設定の社会構造は現代社会となんら変わらない。魔法が特権でありながら、過去の失敗から魔法を使える存在は王位継承はできず、王族身分もはく奪されるくらいの制限だ。 権力をわがものとしたいたくらみ。家自体が魔力を持つという設定も面白いところに、その権利を奪おうとする叔父の存在。「女性を理由に今まで不可能だったことが、出来るようになった」世の中に対応できない存在や組織、考え方。 最後まで読み進めると、さらにある仕組みをもって制限されていたことがわかる。シリーズになりそう。 2026/10/27




