出版社内容情報
ユピテル訓練所へと襲いかかる皇帝軍と死闘を繰り返したハーフたちとアポロンは、ついに皇帝カリグラとコンモドゥスを倒し、訓練所は平穏を取り戻した。タイソンとエラが解読したシビラの書にしたがい、最後の強敵ネロを倒すため再びニューヨークをめざすアポロンとメグ。ワシントンD Cの郊外を走る列車の中で、アポロンは人間の服を着たヘビもどきを見かける。蛇人間が予言めいた言葉を残しアポロンの目の前で謎の死を遂げた次の瞬間、アポロンとメグはゲルマン人とガリア人に襲われる。メグと同じく二刀流で三日月剣を振るうガリア人の女戦士。ネロの手下にも関わらず、メグを助けるという彼女に半信半疑のアポロンだったが、ネロの攻撃まで時間がない。ハーフ訓練所の仲間とともに計画を進めるが、予言にあった「洞穴の走者たちの友人」とは果たして…。
内容説明
音のない神をつきとめ、ユピテル訓練所での戦いで皇帝カリグラとコンモドゥスに打ち勝ったアポロンたち。新しいプラエトルも誕生し、訓練所は再び平穏を取り戻した。アポロンとメグは、タイソンとエラが解読したシビラの書にしたがい、最後の敵ネロを倒すため再びニューヨークをめざす。マンハッタン行きの列車内でいかにも奇妙な客を見かけたアポロンが近づくと…。
著者等紹介
リオーダン,リック[リオーダン,リック] [Riordan,Rick]
1964年、米テキサス州サンアントニオ生まれ。『ビッグ・レッド・テキーラ』(小学館)でシェイマス賞、アンソニー賞。『ホンキートンク・ガール』(小学館)でアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀ペーパーバック賞を受賞
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家
小林みき[コバヤシミキ]
1968年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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