出版社内容情報
「ぼくはアポロン。ついさっきまで神だった」。オリンポス12神のひとりアポロンは、父ゼウスの逆鱗にふれNYの路地裏に突き落とされた。神の力も奪われ、レスター・パパドプロスというふつうの16歳の少年として。ピンチを助けてくれたハーフ(半神半人)の少女メグと、パーシー・ジャクソンの助けを借りて、とりあえず逃げ込んだハーフ訓練所では失踪者が続出、通信もできないという非常事態が起きていた。教頭ケイロンから、「アポロン自らが、仇敵に奪われたデルポイの神託を奪い返さない限り、神にも戻れず、世界の混乱もおさまらない」と言われるが、アポロンは新たな現実をなかなか受け入れられない。しかし、今回の異常事態は三頭政治ホールディングスという邪悪な皇帝3名が何世紀もかけて企てた陰謀であることを知り、アポロンはメグとともに冒険の旅へ向かう。大人気「パーシー・ジャクソン」シリーズ第3弾は、元・神アポロンが主役になってスタート!
内容説明
オリンポスの神々は7人のハーフとともに巨人ギガンテス軍を破り、大地の女神ガイアの復活をふせいだ。しかしデルポイの神託を奪われた太陽神アポロンは、父ゼウスにNYの路地裏に突き落とされる。それも16歳のただの人間の少年として。パーシー・ジャクソンとホームレスの少女メグの助けを借りて命からがらハーフ訓練所にたどり着いたアポロンだったが、はたして神に戻れるのか?「パーシー・ジャクソン」シリーズ第3弾!
著者等紹介
リオーダン,リック[リオーダン,リック]
1964年、米テキサス州サンアントニオ生まれ。『ビッグ・レッド・テキーラ』(小学館)でシェイマス賞、アンソニー賞。『ホンキートンク・ガール』(小学館)でアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀ペーパーバック賞を受賞
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家
小林みき[コバヤシミキ]
1968年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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