出版社内容情報
人間の少女になったフクロウと少年が過ごす不思議な夜(「となりのミミ子」)、引越し先の自分の部屋と以前の部屋がつながってしまう(「ひみつのへや」)、ある日コビトに出会ったらそのコビトにもさらにコビトが見えていた?(「コビトのコビト」)、退屈すぎていつもと同じことをしないと決めた少年が出会ったのは?(「いつもと同じことしない同盟」)、悩んで買わないと決めた猫のことを想い続ける少女の日常(「猫のリリー」)、隣の町にいるという自分のそっくりさんを探しに行ってみると?(「まねっこさがし」)。──日常の中にひそむ本のちょっぴり不思議な出来事は、もしかしたら誰も知らない小さな魔法のおかげなのかも。
少し不思議な出来事の中に少年少女の繊細な心の機微を描く漫画家・大庭賢哉による、漫画と小説のハイブリットノベル。
魔女とその弟子は今日も、街のかたすみで、人知れず小さな魔法をかけています。
内容説明
「魔法をかけるぞ」「やった!また誰かの暮らしにちょっかい出すんですね!」魔女とその弟子が、人知れず街の人々にかける小さな魔法とは?漫画と小説がひとつになった不思議な短編集。
著者等紹介
大庭賢哉[オオバケンヤ]
1970年生まれ。イラストレーター、児童書のさし絵、漫画、装画などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。