あきらめなかった男―大黒屋光太夫の漂流記

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あきらめなかった男―大黒屋光太夫の漂流記

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863896772
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

江戸時代は鎖国により、海外への渡航は禁止されていました。そんな時代に、はるかサンクトペテルブルクまで10年間にもわたる大冒険をした男たちがいたのです。船頭・大黒屋光太夫と船乗りたちです。彼らの船は嵐に遭い、何ヶ月もの漂流のはてにロシアの離島にたどり着きました。船を失い、言葉も通じず、食べ物も口に合わない。そんな異国の地で、いくつもの月日を数えます。帰国の許可を得るためには、帝都まで行って許可を得なければなりません。気の遠くなるような長い旅のなかで、病気で命を落とす者、現地の女性と結婚する者、キリスト教に改宗する者など、船乗りたちは様々な運命をたどります。しかし、どんな困難な状況におかれても、船頭の光太夫は帰国をあきらめることはありませんでした。そして、ついにエカチェリーナ女帝への謁見が実現します。不屈の漂流者の冒険を描く歴史アドベンチャー。

内容説明

天明二年十二月、「神昌丸」の船頭・光太夫と船乗りたちは伊勢から江戸へ向かう途中で嵐に遭う。半年後、北の孤島に漂着。極寒の地で仲間が次々倒れていく。島に来て四年、自分たちで船を作り島を脱出したが、ロシア本土にたどり着いてもなお帰国の願いは届かない。ついに光太夫は、ロシア帝国女帝エカチェリーナ二世へ直接の嘆願を決意。真冬のシベリア雪原を横断し帝都サンクトペテルブルクへ向かう。

著者等紹介

小前亮[コマエリョウ]
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー

おとないちあき[オトナイチアキ]
1988年生まれ。イラストレーター。一般文芸書や児童書など幅広いジャンルで装画・挿絵を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りらこ

22
大黒屋光太夫と一緒に船出した人たちをえがいたもの。最年少の磯吉が主人公。実際の船乗りたちの名前とその後。大嵐に見舞われ帆柱を切る決断と半年以上の漂流。また足かけ九年かけて帰国への断固たる想い。しかし途中望郷の念を抱えながら病に倒れる人たち。現地に残る決断をした2人。彼らとの別れは生きているからこその辛さ。淡い恋。待つのに慣れてしまったと笑う3人。大黒屋光太夫についてもっと読みたくなった。井上靖のは少し日本に帰ってからの扱いが違うらしいけど。2023/05/28

まる子

19
ジョン万次郎が遭難してアメリカに助けられたのに対して、大黒屋光太夫は遭難してロシアに助けられたノンフィクション。江戸を目指し白子港(三重県鈴鹿市)を17名で出港した貨物船の神昌丸が嵐で遭難。蝦夷地より北のアムチトカ島→カムチャッカ→イルクーツク→サンクトペテルブルク→箱館→江戸へ。最後に残ったのは2名(本来は4名)10年にわたる、独学でロシア語を獲得し、様々な人に助けられ、食べ物や文化の違いを生き抜いた男たちの、極寒地のサバイバル漂流記。日本に戻って来れた時の喜びが伝わってきた✨2023/07/28

おーね

4
名前だけは知っていたけども一緒に漂流した人たちのことは知りませんでした。よく生きのびられたものです。2023/06/26

keisuke

3
光太夫目線がもうちょっと欲しいような。2023/05/22

かたばみ

0
小前さんが描く大黒屋光太夫の物語。小学生向きかなと思うけれどはじめて出会う漂流もの(というジャンルがあるのなら)として秀逸。もっと詳しく知りたくなる。残念なのは参考文献の記載がなかったこと。読書の幅を広げるためにそこは欲しかったな。2024/04/21

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