出版社内容情報
自分は動物園のフェネックだという美少女が、今日もわたしの前にあらわれた。街はもうすぐハロウィン。少女は言う。「おばけのコスプレをしている人もいれば、人のコスプレをしているおばけもいる」・・・って、ほんとだろうか? (「コスプレ」)
休園日の遊園地で、なぜか遊具が動いている。乗っているのは?(「スカイバスケット」)
高架線下にある児童公園に、とつぜんモノクロの蒸気機関車がやってくる!?(「鉄道公園」)
その場所に店を出した料理店は、なぜか一年ももたない。そのわけは・・・?(「はやらない店」)
など、全7話のショートストーリーは、少女といっしょに体験する、不思議な現象をえがく物語。今回のテーマ色は、モノクローム。
内容説明
自分は動物園のフェネックだという美少女が、今日もわたしの前にあらわれた。少女がそばにいるとき、いつも不思議なことが起こる。休園日の遊園地なのに、なぜか遊具が動いている。乗っているのは、だれ?高架線下にある児童公園に、とつぜん本物の蒸気機関車がやってくる!?ある場所に店を出した料理店は、なぜか一年ももたない。そのわけは…?全7話の連作短編は、いずれも街の片隅で、謎の美少女とともに体験する、不思議な現象をえがくゴースト・ストーリー。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
東京生まれ。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞
森田みちよ[モリタミチヨ]
愛知県生まれ。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。