出版社内容情報
デンマーク王が毒蛇にかまれて急死し、弟のクローディアスが王位を継いだ。先王の妃は、新王と再婚する。ところが、城では夜な夜な、亡き国王に似た亡霊が出るようになる。うわさを耳にした先王の子ハムレットは、亡霊に会いにいく。そして、ある重大な秘密を聞かされる。ハムレットは「このまましておくべきか、それとも、そうすべきではないのか」と独り言をつぶやき、人が変わったようになる。恋人のオフィーリアにも、なぜか辛く当たる。恋心の乱れなのだろうか。しかしハムレットの胸中では、父を毒殺し、母を奪った、クローディアスへの復讐心が燃え上がっていた。
シェイクスピアの名作戯曲をもとに、面白くて読みやすい、物語にアレンジしたシリーズの一冊。
内容説明
「このままにしておくべきか、それとも、そうすべきではないのか」ハムレットは、独り言をつぶやいた。急死した父王に似た亡霊からある秘密を聞かされた、ハムレットの胸中は…?シェイクスピアの名作戯曲が、物語で楽める!
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞
佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる。イラストレーターとして、SF、ファンタジー、児童書の世界で活躍
シェイクスピア,ウィリアム[シェイクスピア,ウィリアム]
1564‐1616。数多くの名作をのこしたイギリスの劇作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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ソフィ