銀をつむぐ者〈上〉氷の王国と魔法の銀

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銀をつむぐ者〈上〉氷の王国と魔法の銀

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863895546
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

舞台は東欧のどこかにある小さな国。ここでは時折、スターリクという氷の妖精たちが棲む異世界への道が開かれる。
ミリエムは16歳、金貸し業を営むユダヤ人の娘。気弱な父親に代わって、ミリエムが村の家々を回って借金を取り立てると、少しずつ金が貯まるようになってきた。「魔法のように金を生み出す娘」という評判が広がる。そんなミリエムの前に、ある日、スターリクの国王が訪ねてきて「この銀を金に変えろ、そしたら王妃にしてやる」と、無理難題を押し付けてきた。
ワンダは貧しい一家の娘。母を亡くし、大酒飲みの父親と、二人の弟とともに暮らしていた。借金の返済ができなので、ミリエムの家で働きながら、少しずつ金を貯めていた。ある日、姉弟は酔っ払った父の暴力を避けようとして、謝って殺してしまう。そして、姉弟たちの逃亡生活が始まった。
リアルな世界と冬の異世界が交錯する美しいファンタジー。

内容説明

中世東欧の小さな皇国―。ここでは時折、氷の異界、スターリク王国への道が開かれる。いつまでも冬が続き、人々は貧しい暮らしを強いられていた。ミリエムは金貸し業を営むユダヤ人の娘。気弱な父親に代わって、村の家々を回り借金を取り立てると、少しずつ金が貯まるようになった。やがて「銀を金に変える娘」という評判が広がる。そんなミリエムの前に、ある日、スターリクの国王が訪ねてきて、革袋のなかの銀貨を「すべてを黄金に変えよ」と、無理難題を押し付けてきた…。

著者等紹介

ノヴィク,ナオミ[ノヴィク,ナオミ] [Novik,Naomi]
1973年ニューヨーク生まれ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。もっとも優秀なSFファンタジーの新人作家に贈られるジョン・W・キャンベル賞や、コンプトン・クルック新人賞を受賞、その後ベストセラー・シリーズとなった。2016年『ドラゴンの塔』が、投票によってその年最高のSFファンタジー小説に贈られるネビュラ賞を受賞した。現在、ニューヨーク市に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆみねこ

68
大好きな中世東欧が舞台のファンタジー。金貸しの娘・ミリエムは「銀を金に変える娘」という評判が。氷の王国のスターリクにすべての銀貨を黄金に変えよと難題を押し付けられる。貧しい農家の娘・ワンダと公爵令嬢・イリーナ、勇気ある女性たちが魅力的。面白い!感想は下巻で。2020/04/08

ぽろん

30
賢い二人の娘、はたして、今の境遇から逃れる事が出来るのか⁈下巻早く読まねば!2020/06/14

星落秋風五丈原

28
複数の語り手による一人称視点の物語である。自らを“あたし”と呼ぶユダヤ人のミリエムは、気が弱くて取り立てができない父に代わり皆の矢面に立つ。彼女の前にスターリクの国王が現れ「銀を金に3度変えたら王妃にしてやる」と宣言。このスターリクという国の立ち位置がよくわからないが、いずこともなく道が現れ、略奪で身を立てているようだ。娘が金の糸を紡ぐように依頼されるエピソードはドイツのグリム童話『ルンペルシュティルツキン』に登場。2020/07/24

あおでん@やさどく管理人

20
物語は徐々に、異なる国、異なる場所にいる登場人物たちの視点から語られるようになってくる。これらがどう繋がっていくのか、下巻も楽しみ。2023/03/04

桐ヶ谷忍

13
まさか今年もあと少しで終わりそうなこんな師走に、こんな素晴らしい正統派ファンタジーに出会えるなんて…!! もうすっごく胸が高鳴った。なんて面白い物語だったろう!ユダヤ人の金貸しの娘ミリアムを主な主人公において語られるのは東欧のユダヤ人差別が残る国。そこに冬の国の異界スターリクが浸食してくる。スターリクは金(きん)に執着するが、ミリアムの借金取りの腕「銀を金に変える」という噂にスターリク王が彼女を異界に連れ去る。3人の主人公の一人公爵令嬢のイリーナはスターリクと人間のクウォーター。彼女は皇帝に嫁ぐが…。2020/12/06

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