出版社内容情報
ダンブルドアはグリンデルバルドの計画を阻止するべく、教え子だったニュートに協力を依頼する。5部作の映画シリーズ、最新作。前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の結末で、強力な闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドは、ニュート・スキャマンダーの活躍により、ニューヨークの魔法議会に捕らえられた。だがグリンデルバルドは、宣言通りに脱獄し、取り巻きたちを集めはじめる。取り巻きのほとんどは、グリンデルバルドの真の計画に気づいていなかった。グリンデルバルドは、純血の魔法使いを増やし、ノー・マジの世界を支配しようともくろんでいたのだ。
アルバス・ダンブルドアはグリンデルバルドの計画を阻止するべく、ホグワーツの教え子だったニュートに協力を依頼する。ニュートは引き受けるが、その時はまだ、どんな危険が待っているのか知らずにいた。大きく揺れる魔法界。愛と忠誠心は試練にさらされ、深い絆で結ばれていた友人や家族の間にさえ、無数の溝が生まれていく。
J.K.ローリングが手掛ける2作目のオリジナル脚本には、前作同様ミナリマによる美しいラインアートが散りばめられている。本作では魔法界の歴史を形作る様々な出来事が描かれている。それらの歴史と、「ハリー・ポッター」シリーズの歴史がリンクするとき、書籍版のファンも映画版のファンも快い驚きを覚えるだろう。
J.K.ローリング[ジェイケイローリング]
著・文・その他
松岡 佑子[マツオカ ユウコ]
翻訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らび
27
先に映画を鑑賞し、「ああ~本が有れば先に読んでおきたかった」と思ったのですが、脚本を読んで映画を思い出そうとして・・理解度が深まったかと言えばそうでもなく。できれば脚本と言う形ではなく小説として書いてほしかった。ハリーのラストを思いだすとそこまで破壊力がある人とは思えずこの後の歩みがとても気になります。2019/02/07
まりもん
20
弟に借りて読了。ハリーポッターシリーズで出ていた家柄の人等登場していた。2019/06/11
百太
19
読み物としては、残念。映画見よっと。2020/10/31
さえき
11
映画脚本だから、もちろん映画を観てから読むのがいいけど。読んだ後にまた改めて映画を観たくなる一冊。前作の脚本もそうだけど、登場人物の感情の起伏も分かるし、映画で追いきれない細かなシーンが文章化されてるから、映画ファンにも原作ファンにも堪らない内容になってる。普通の小説よりは若干根は張るけど、買って損はない満足度。とりあえず最低後一回は映画を観に行きたい。笑2018/12/14
まゆっち
6
映画は視聴済みですが、理解しきれていなかった部分もあったりして、その分がしっかり補足された感じです。脚本だけあって会話中心なので読みやすいですね。ナギニが今後どうなっていくのか、クイニーは戻ってくるのか、ニュートたちの恋の行方などなど、気になることばかりです。続編が楽しみ!2019/01/10