出版社内容情報
江戸時代にタイムスリップしてしまった陽奈と翔。でも何か様子が変!ふらふらと歩きながら2人に近づいてくるのは……ゾンビの集団!?いつもの帰り道、いつもと同じ景色……だったはずなのに。小学6年生の等々力陽奈と朝比奈翔が見たのは――歩く死体!? 21世紀からもちこまれた新薬が江戸の街をパニックにおとしいれる! 陽奈と翔は、無事に元の世界にもどれるのか!? 「タイムスリップ探偵団」の楠木誠一郎からあなたに、恐怖の読書時間をプレゼント。(小学校高学年?)
楠木 誠一郎[クスノキ セイイチロウ]
著・文・その他
亜沙美[アサミ]
イラスト
内容説明
21世紀からもちこまれた新薬が巻き起こした悲劇!陽奈(はるな)と翔(しょう)は、無事に元の世界にもどれるのか!?
著者等紹介
楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
福岡県生まれ。日本大学法学部卒業後、歴史雑誌編集者を経て作家となる。『十二階の柩』で小説デビュー。『名探偵夏目漱石の事件簿』で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞
亜沙美[アサミ]
イラストレーター、漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
12
《私-図書館》【再読】←2022年11月17日。未来から、持ち込まれた薬から、ゾンビが生まれ、江戸がパニックに。タイムスリップなどてんこ盛りな話でした。2019/11/10
火星人碧
0
現代から江戸時代へ持ち込んだ薬がゾンビをつくりだす。あとがきには科学的な設定を考えたようなことが書かれているが、特に新鮮さを感じない。2019/07/28
lionne
0
読みました。ゾンビ映画を見ていて、これを日本に置き換えたらって考えることはある。江戸時代にタイムスリップした現代の子どもが(楠木誠一郎なので)紛れ込むのが人足寄場という、都心(?)に近いのに隔絶された場所という設定がよい。寄場は職業訓練所でもあるので、いろいろなものがある、というのは要素としてホームセンターと同じだなぁと。だからゾンビものとしてのセオリーに則り、寄場をはじめとする江戸の町の考証的なものも例のごとく確りしており、B級だぜとバカにしてると(わりとどうでもいい)教養が身についてしまうという一冊。
まめもやし3
0
タイムスリップのせいで、江戸時代にゾンビが大発生する話。噛まれるとゾンビに。赤ん坊がかわいそうだった2018/12/21