エクソシストは語る―エクソシズムの真実

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エクソシストは語る―エクソシズムの真実

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797674590
  • NDC分類 198.26
  • Cコード C0014

出版社内容情報

悪魔の存在を否定した時点で、すでに悪魔は勝利を収めているーー

日本唯一のエクソシストであるカトリック東京大司教区司祭が、実際のエクソシズムの儀式の体験談、祓魔師エクソシストの実態、悪魔について語る。
悪魔祓いを行うエクソシズムはホラー映画の人気の題材だが、実はカトリック教会の伝統的な儀式である。日本にもローマ教皇庁で正式にエクソシズムを学び、実際のエクソシストとして国内でエクソシズムを執行した神父がいる。そう、「悪魔は実在する」のだ。

【エクソシズムの儀式で実際に祓魔師が唱える「エクソシズムの式文」(訳例)掲載】
※興味本位で使用された場合、一切の責任は負えませんのでご注意ください

《第一部 エクソシストは語る》
映画やマンガに描かれる「悪魔」や「エクソシスト」はどこまで真実なのか……すべて答えます!
●私が執行した悪魔祓いの儀式●その人が口にした『悪魔の名前』●悪魔憑きの識別要件●悪魔に名前を聞く理由●ポルターガイストは存在するか●聖水、聖香油、塩●聖ベネディクトのメダイ●儀式書はなぜ、四〇〇年ぶりに改訂されたのか●ローマで出会ったエクソシストたち●エクソシズムの歴史と詳細●悪魔とはいかなる存在か●エクソシストは悪魔に憑かれるのか●悪魔に憑かれやすい人とは●エクソシズムで祓われた悪魔はどこへ行くのかetc.

《第二部 エクソシストの召命》
ごく普通の少年は、いかにしてエクソシストになったのか?
●キリスト教との出会い●復活徹夜祭での洗礼●洗礼を受けたらお墓はどうなるのか?●カトリック信者の五つの掟●神学校、そしてローマ留学●教皇庁立大学エクソシスト養成講座●エクソシストへの任命etc.

≪著者略歴≫
田中 昇(たなか のぼる) カトリック東京大司教区司祭。上智大学神学部・同大学院ならびに南山大学人文学部キリスト教学科非常勤講師、日本カトリック神学院講師。国際エクソシスト協会会員。特定行政書士。1976年、埼玉県出身。2001年、早稲田大学大学院理工学研究科修了(工学修士)。10年、日本カトリック神学院を卒業し、東京教区司祭として叙階される。14年、ローマ教皇庁立ウルバノ大学にて教会法教授資格(教会法学修士号)を取得、東京管区教会裁判所裁判官となる。23年より、カトリック豊島教会主任司祭。『カトリック教会の祓魔式』(『南山神学』46号)、『カトリック教会は刷新できるか?』(教友社)など著訳作多数。

内容説明

映画などに描かれる「悪魔」や「エクソシスト」はどこまで真実なのか?日本唯一のエクソシストであるカトリック東京大司教区司祭が、実際のエクソシズムの儀式の体験談、祓魔師エクソシストの実態、悪魔について、すべて答えます!ごく普通の少年は、いかにしてエクソシストになったのか?エクソシズムの儀式で実際に祓魔師が唱える「エクソシズムの式文」(訳例)掲載(※興味本位で使用された場合、一切の責任は負えませんのでご注意ください)

目次

第一部 エクソシストは語る(私が執行した悪魔祓いの儀式;その人が口にした「悪魔の名前」;リアルエクソシスト;エクソシズムの歴史と詳細;エクソシズムの式文[訳例];悪魔とはいかなる存在か)
第二部 エクソシストの召命(召命;神学校、そしてローマ;キリスト教は今、本物かどうか問われている)

著者等紹介

田中昇[タナカノボル]
カトリック東京大司教区司祭。上智大学神学部・同大学院ならびに南山大学人文学部キリスト教学科非常勤講師、日本カトリック神学院講師。特定行政書士。1976年、埼玉県出身。2001年、早稲田大学大学院理工学研究科修了(工学修士)。10年、日本カトリック神学院を卒業し、東京教区司祭として叙階される。14年、ローマ教皇庁立ウルバノ大学にて教会法学教授資格(教会法学修士号)を取得、東京管区教会裁判所裁判官となる。23年より、カトリック豊島教会主任司祭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たま

69
清涼院流水さんの『神探偵イエス・キリストの冒険』に悪魔が登場して驚き、プロテスタントは悪はともかく悪魔は語らない(と思う)ので、興味を惹かれこの本を読んだ。著者の田中昇さんは理科系の研究者からカトリックの司祭となり、エクソシズムについてバチカンで学び、論文もあると言う。エクソシズムを説明する第一部は悪(魔)をどう考えるかと言う点で興味深く、ご自分の召命、バチカンへの留学、教会のあり方等などを書いた第二部も面白い。バチカンでは教会法を学ばれたとか、今でも教会法の専門家が存在することに感心してしまった。2025/08/14

道楽モン

58
キリスト教の教義の根本において悪の存在は必然であり、その象徴としての悪魔も当然ながら存在しているからこそ、エクソシストが必要とされているというロジックには納得。神学上で重要な論争らしい。現役の司祭であり、ヴァチカン公認の唯一の日本人エクソシストであった筆者が、化学者の職を捨て、神学生となりローマに留学をし、悪魔祓いを卒論に選び、資格を得たのかという半自伝的な後半はとても興味深く読めた。前半は期待通りに祓儀式の手順やら、悪魔祓いでの公式の祈りや、心構えなどを惜しみなく披露している。実に面白い読書時間だった。2025/07/22

ピンガペンギン

26
著者は1976年埼玉生まれのカトリック司祭で、ローマに留学経験がありエクソシズムについても学んで3回儀式を行ったという異例の経歴をもつ。日本のカトリックが組織として積極的に推進する気がないため異例だ。著者は化学メーカーで働いた人物で、本でもつねに論理的なので、安心して読めると思う。私なんかは、怪談小説を読むのも好きなので、少し怖い場面があるのかと思ったが、そういう書き方は全くなかった。エクソシズムは精神病者が希望することが多い。実際は99%はそうだという。非常な苦痛を受けた過去を消したいという願望から→2025/08/19

ケディーボーイ

24
化学メーカーにエンジニアとして勤務していた著者が神父を目指し、かつ日本では唯一のエクソシストになる。なんだかとてもエンタメ的であるが、実際はとても真面目に書かれた本だった。「〜苦しみを訴える相談者は救いを求めている。相手が置かれている状況をできるだけ広く精査して、苦しみの源泉を見出し、その人の苦しみの軽減に努める。解決策を得るために教会組織のデータやマニュアルの整備、精神疾患などに対する知識の獲得、医者や行政の相談窓口のネットワークを把握するなどしなければならない〜」至極真っ当。2025/08/02

ひまわり

20
飛行機の中で読了。悪魔憑きのほとんどは精神の病気。脳の中は不思議がつまっている。悪魔がついたとしか思えないことが多いということか。著者の神学生時代が興味深い。司祭とはいえ人はさまざま。イタリアで良い人間関係に恵まれたようだが、日本でも余計なことに惑わされずよき牧者となれますように。2025/05/08

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