出版社内容情報
邪馬台国はどこにあったのか、「鬼道」で人の心をまどわすと言われた女王卑弥呼は、一体どこからやってきたのか―邪馬台国と狗奴国の戦いのかぎをにぎる一人の少年を主人公に、日本のルーツと歴史上最大のミステリーにせまる、古代冒険小説。全3巻
内容説明
3世紀初頭、弥生時代最後期。瀬戸内海沿岸部の集落のひとつ、ウクイ村には暗い影がさしていた。卑弥呼の治める女王国に従わず、近隣諸国から税を取り立てるクナ国は、過去のある出来事を盾に、数年置きに生口(奴隷)として少年少女をさらっていく。一度クナ国に連れられた者は、二度とウクイの土を踏むことはなかった。今年がその年。12歳となった少年ススヒコは、幼馴染の少女ツナテが生口となることを知り、自らも名乗りをあげ、クナ国へ向かう。一方、漢土からの使者・公達は、卑弥呼から意外な依頼を受ける。それは、クナ国の暴君にして自身の弟、ハヤスサの討伐だった―。今こそ読みたい!日本のルーツと邪馬台国の謎に迫る、古代冒険小説。
著者等紹介
東郷隆[トウゴウリュウ]
1951年横浜市生まれ。国学院大学卒。同大博物館研究員、編集者を経て、作家に。94年『大砲松』により吉川英治文学賞新人賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎賞、2012年、『本朝甲胄奇談』で舟橋聖一賞を受賞
佐竹美保[サタケミホ]
挿絵画家。SF、ファンタジーなどの分野で多くの作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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