オレンジ色の不思議

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863893856
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

作家のわたしが、ときどき家の近くを散策していると、見知らぬ女の子が「おじさん」と声をかけてくる。ちょっと生意気で、とても美しい少女だ。彼女がそばにいると、わたしの周囲に、いつも不思議な光景があらわれる。
道を歩いている警察官のあとを、わたしと少女が追いかける。しかし、どんなに走っても警察官には追いつけない。(「去りゆく警察官」) 
公園のブランコでカップルの男女が、まるで芝居のセリフのように、同じ会話をなんども繰り返している。(「ブランコのカップル」)
など、全7話のショートストーリーは、いずれも都会の片隅で日常と幻想がまじわる奇妙な物語。すべて「オレンジ色」が関係している。そして、最後に美少女の正体が明かされるが・・・。

内容説明

謎の美少女といっしょに「あやしい」時間を体験してみませんか?どんなに追いかけても近づけない“去りゆく警察官”、いつまでも同じ会話をくりかえす“ブランコのカップル”など、まるでトリックアートのような奇妙な光景があらわれる…。稀代のストーリーテラーがおくる連作短編集。

著者等紹介

斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京に生まれる。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。1988年『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年「路傍の石」幼少年文学賞を受賞。2013年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞

森田みちよ[モリタミチヨ]
愛知県生まれ。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

102
84/100点 作者を彷彿させる小説家と謎の美少女が体験する、ちょっと怖くて不思議な話が7話収められた連作短編集。斉藤さんの作品では東京の実際にある町を舞台に描かれることが多いのですが今回は吉祥寺でした。地図を見ながら読んでいくとよりイメージが具体化して、話しに入り込みやすく面白く読むことが出来ました。毎度思うのですが、斉藤さんのこういうちょっと怖くて不思議な話は大好きですね。続編があるみたいなので、そちらも読まなくては…。2019/05/11

ちょろこ

100
ホッとひと息つける、一冊。まだ二作品しか読んだことがないけれど、斉藤さんらしい不思議が紡がれたこの作品も良かった。おじさんと美少女が繰り広げる七つの不思議な時間。温かみの象徴とも言えるホワッとしたオレンジ色を練りこみながらもヒヤッとする怖さを紛れ込ませているのが、なんとも対照的な気分を味わえた気がして良かった。日常生活をしばし忘れさせてくれる心地良さ。おじさんと美少女が見せてくれた不思議な時間はホッとひと息をもたらしてくれた。2019/05/20

ミーコ

48
不思議なお話でした。斉藤さんと思われる作家のおじさんと 何歳?と思う大人の様な喋り方をする少女・・・。いつも少女から声を掛けられ、一緒に不思議な体験をします。「桜の季節」の兵隊さんと桜の絵が切なく哀しみを感じます。読み終わって表紙を見ると おじさんと少女がー。『水色の不思議』も読んでみたく思います。2018/04/21

☆よいこ

46
作家の前にひとりの少女が現れ、なんだか不思議な出来事を見せてくれる物語。短編が7つ。[去りゆく警察官]追いつけない警察官。[ふたりの女性]いなや思い出。[オープンルーム]独居老人。[桜の季節]女優と日本兵。[ブランコのカップル]エンドレス。[ゴールデンウィークのフェアリーテール]金太郎とテディベア。[状況の幽霊]廃院。▽児童書だけど、しっとりホラー。怖くないけど深く考えると怖い系。うまいなぁ。2018/09/09

みーまりぽん

25
【また明日手を振る君の残像と 残り香さえも染めるオレンジ】2017/09/28

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