内容説明
世界が夢中になった名作に、再び魅了される!オールカラー・イラストで蘇る魔法の世界!
著者等紹介
ローリング,J.K.[ローリング,J.K.] [Rowling,J.K.]
「ハリー・ポッター」シリーズで数々の文学賞を受賞し、多くの記録を打ち立てた作家。児童文学への貢献によりOBE(大英帝国勲章)を受けたほか、フランスのレジオンドヌール勲章など多くの名誉章を授与され、国際アンデルセン賞をはじめ数多くの賞を受賞している
ケイ,ジム[ケイ,ジム] [Kay,Jim]
パトリック・ネス著『怪物はささやく』のイラストで、2012年度のケイト・グリーナウェイ賞を受賞したイラストレーター。ウェストミンスター大学を卒業後、国立美術館「テート・ブリテン」ならびに王立植物園「キューガーデン」で仕事をしながらイラストを学ぶ。リッチモンド・ギャラリーでの個展で、ある出版社からの依頼を受け、それを機に独立。イラストのほか、映画やテレビ番組の企画をビジュアル化する作業や、ロンドンのV&A(ヴィクトリア&アルバート)博物館のグループ展の企画等にも貢献(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
81
ケイト・グリナ―ウェイ賞を受賞したジム・ケイがオールカラーの美麗なイラストで物語を彩り、原作の楽しみを増幅させてくれるイラスト版「賢者の石」。イラスト版と言っても絵本のように絵で物語を語っていくのではなく、原作もほぼカットされず収録されているので、この版で原作を初めて読むという方でもまったく支障なく奥深いハリーの世界や人物相関などが楽しめるように物語を大切にしてくれているのも嬉しい。人物と言えば、MJ(松潤)味の強いハリー・ポッターと、丸ぽっちゃいダッダーちゃんの笑顔が最高♡(⇒)2020/11/23
ほんわか・かめ
13
いや〜これは凄い!欲しくなります。まるで魔法書を開いているかのような重厚さ、羊皮紙のような模様や血痕のようなシミ、ゾクゾクする挿画の数々。じっくりゆっくりハリー・ポッターの世界をより堪能できました。本文は通常版とかわらないので、次巻もこのイラスト版で楽しみたいと思います。腱鞘炎になるかと思いましたけど(笑)2020/12/16
みとん
12
図書館で発見し、イラストが綺麗なので借りてみました。ホントにイラストだけ見るつもりだったんだけど全部読んじゃった(笑)大きさも重量もあるしで、ゴツい!イラストは『怪物はささやく』で有名なジム・ケイさん。ハグリッドのポケットから出されてくちゃくちゃなフクロウや、ハグリッドがハリーを連れ出して舟に乗っている時の小さな傘とか、ほとんど首なしニックとか!映画はあまり好きじゃなかったので、私としてはこっちの方が断然好き。自分用に購入したいな~とは思うけど、3500円+税はちょっとお高い!そして置くところがない(泣)2016/01/14
本の妖精
9
この前東京ステーションギャラリーに『ハリー・ポッターと魔法の歴史展』を見に行った時に、ジム・ケイの作品も飾られていてもっと見てみたいと思い、借りました! 凄いです⭐️ 映画とはまた違う雰囲気だけど、すごく素敵✨😍 1番好きなのは、9と4分の3番線の挿絵❣️2022/01/09
じょんべぇ
6
重い大型の本。 机に広げて没頭して読んだ。 文字だけの本を自分の想像力で読むのも楽しいけど、ジム・ケイの世界観に浸りながらページをめくるのはとても楽しかったし、ワクワクした。 個人的に、ハグリッドとハリーが岩の上の小屋からボートで漕ぎ出す場面のイラストが好き。 イラストに迫力を感じるのは、本が大きいからという理由だけではなさそう。 トロールについてや、ドラゴンの卵についての説明イラストも図鑑みたいで面白い。 全巻出版されるのかな?このシリーズで全巻読んでみたい。2025/03/14