内容説明
行方不明のアルテミスとアナベスをさがすため、冒険の旅に出たパーシー。度重なる危機に見舞われ、恐ろしい予言が現実のものとなる。神々の会議がはじまる冬至まで、残された時間はわずか。パーシーたちは無事二人を救い出せるだろうか?現代のアメリカを舞台にギリシャ神話の神々や怪物が登場する、新感覚ファンタジー「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズ6。小学中級より。
著者等紹介
リオーダン,リック[リオーダン,リック] [Riordan,Rick]
1964年、米テキサス州サンアントニオ生まれ。『ビッグ・レッド・テキーラ』(小学館)でシェイマス賞、アンソニー賞。『ホンキートンク・ガール』(小学館)でアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀ペーパーバック賞を受賞。「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズは、全世界でシリーズ累計5000万部となり、映画化された
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年、岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家
小林みき[コバヤシミキ]
1968年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mayuri(Toli)
2
時折混ぜられる痛切な社会や人間風刺には、本当にハッとさせられます。キャラクターとプロットの勝利でしょう。アポロンのキャラクターが神過ぎる。(神だけれど!) あとアポロンがアルテミスをちびちゃんって呼んだのがもう、可愛すぎてツボ過ぎて反則。なんて愛すべき神様たちなのだろうと思ってしまいました。ギリシャ神話の神様たちの本質が、このシリーズにも息づいているのだなと感じます。最初は発想や解釈が奇抜過ぎて面食らって驚いてしまうことも多かったけれど、今では純粋にこの世界観が素敵だなと思えます。 2017/11/08
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- 和書
- 冴子の東京物語 中公文庫