内容説明
『吟遊詩人ビードルの物語』には5編の物語が収められています。うれしくなる話、笑いたくなる話、どきどきする危険な話など、それぞれに趣のちがう魔法界のおとぎ話です。それぞれの話に寄せられたアルバス・ダンブルドア教授のコメントは、マグルも魔法使いも楽しめるはずです。教授のメモには、物語から浮かびあがる教訓についての深い考察や、ホグワーツでの生活に関する裏話が明かされています。作者のJ.K.ローリングによるイラストが入った、ユニークな魔法界の書籍。小学中級より。
著者等紹介
ローリング,J.K.[ローリング,J.K.] [Rowling,J.K.]
1965年、英国南部に生まれる。1997年に出版された『ハリー・ポッターと賢者の石』がベストセラーとなり、「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻は、世界中で4億冊以上を売り上げた。2001年、大英帝国勲章(OBE)を受章。2014年現在は、小説のほか映画や舞台の脚本をも手がけている。エディンバラ在住
松岡佑子[マツオカユウコ]
同時通訳者、翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー国際大学院大学国際政治学修士。日本ペンクラブ会員。スイス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しまむ
16
最高に面白かった!ハリポタ好きなら絶対読むべき。死の秘宝で、確かロンが口にした「(魔法使いとポンポン飛ぶポット)や(バビティ兎ちゃんとペチャクチャ切り株)を知らないの!?」なんて可愛い冗談として笑って済ましたのに、まさか本当に読めるとは。ダンブルドア先生のメモもユーモアに満ちてるし、よく隅々まで考えられてるなぁと感心です。2019/05/22
まりもん
13
再読。魔法界の童話を楽しく読了。2016/11/22
都村つむぐ
7
本編最終巻でキーアイテムとなる童話集。その本が手元にあるというだけで心浮き立つ。『クィディッチ今昔』や『幻の動物とその生息地』同様ファンの心をくすぐる遊び心が堪らない。ハーマイオニーによる新訳、ダンブルドアの解説付という設定もさることながら、挿絵にはしっかりと死の秘宝の印が描かれており、わくわくした。とはいえ収録された物語は将来子どもに読み聞かせてもおかしくないほど教訓的。解説曰く、魔法界もマグル界と同じように差別意識や童話特有の残酷さが問題となっているようで、リアリティを感じた。2016/06/20
aosora
6
ハリーポッターの作者、J.K.ローリングさんの作品。魔法界の御伽噺。独特の世界観にまた引き込まれた〜と思いつつ、その中に人間にも通じる教訓が含まれていてただただ脱帽。エグい内容、「死」をテーマにしている話もあり、子供には中々刺激的。何歳頃から大丈夫だろうか。子供を魔法の世界に招待したい。2018/10/08
kotaro
3
★★★★★★★★☆☆2021/04/12