内容説明
脱獄不能の監獄・アズカバンから、凶悪な殺人犯が脱走した。同じころハリーは、夏休みにダーズリー家にやってきたマージおばさんにたえられず、ついに禁じられていた魔法を使って家を飛び出す。あてもなく夜の街をさまようハリー。不思議な縁に導かれ、魔法界の規則を破った二人が出会うのはいつ?どこで?そしてなぜ?世界が夢中になった!「ハリー・ポッター」シリーズ5。小学中級より。
著者等紹介
ローリング,J.K.[ローリング,J.K.] [Rowling,J.K.]
1965年、英国南部に生まれる。1997年に出版された『ハリー・ポッターと賢者の石』がベストセラーとなり、「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻は、世界中で4億冊以上を売り上げた。2001年、大英帝国勲章(OBE)を受章。2014年現在は、小説のほか映画や舞台の脚本をも手がけている。エディンバラ在住
松岡佑子[マツオカユウコ]
同時通訳者、翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー国際大学院大学国際政治学修士。日本ペンクラブ会員。スイス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きのこ
21
帰国の機内で読了。徐々に暗い過去が明かされてパズルが組み合わされていきます。本編から登場したルーピン先生の存在が意味深だな。果たしてどんな決着をみるのか、手に汗握る運命の後篇へ。2020/03/02
きょちょ
12
「占い学」のトレローニー先生の占いは当たるのか、「闇の魔術に対する防衛術」のルーピン先生の病気の謎、超高級箒「ファイアボルト」は誰がハリーに送ったのか、そしてアズカバンの囚人はなぜ学校に侵入することができたのか、謎は尽きませんね。1・2作に続き今回も楽しく読めています。 ★★★★★2015/04/26
へっけ
8
シリーズ3作目。新キャラ、シリウスブラック、ルーピン先生、トレローニ先生初登場。クルックシャンクス、トレバーズ、ヒッポグリフなどの動物達の登場回数が多くて、動物好きの自分としては楽しい。前巻では、まだまだ物語の前哨戦なので総評は後巻にて。2023/03/21
気まぐれうさぎ
8
ハリーがたびたび見かけるグリムの正体とか、クルックシャンクスがなぜスキャバーズにこだわったのかとか、ルーピン先生のボガートが「水晶玉」ではなく何になっていたかとか、スネイプ先生がルーピン先生に作ってあげていた魔法薬の謎とか、全部知りながら読むのはまた全然違うなあ、と。ルーピン先生、本当に一番いい先生だったよなあ。映画を先に見てしまっているから(翻訳ハードカバー→映画→本書の順)、ボロボロのローブを着ているという描写があっても、頭の中でカッコよく再生されてしまう。2019/06/13
ハーちゃん
7
多分感想を書くごとにこれだけは書きます 「マルフォイがウザすぎる」(笑) イライラします 味方なのか敵なのか不明な吸魂鬼、ハリーのお父さんとブラックの関係、死神犬グリム、謎のルーピン先生、分からない事だらけです 「秘密の部屋」の映画を見ました 本読んでからだと内容が薄いと感じます ダンブルドアは「アズカバンの囚人」から変わるんですね 画像を見ましたが、違いが分かりませんでした(;^_^A2020/05/27