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静山社文庫
デフレ経営者―勝者の戦略 敗者の必然

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863891258
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

柳井正、孫正義、佐治信忠、豊田章男、ハワード・ストリンガー、御手洗冨士夫、カルロス・ゴーン、岡田元也、永守重信…
“企業と経営者”が直面するデフレ日本の真相!

【本書の内容】
日本は深刻なデフレ時代に突入、さらにここにきて大震災が直撃。
モノの値段は下がっても借金は減らない。これによりやせ細った日本の企業は、時代に適合した経営形態へと大きく舵を切った。
激化する価格大戦争、M&A、リストラ、新興国市場争奪戦――。デフレ下、日本のトップ経営者たちはどう変貌したのか。デフレと大震災、勝者と敗者を分けるものは何だったのかに迫る!

内容説明

二〇〇〇年代、日本は深刻なデフレ時代に突入、さらにここにきて大震災が直撃。モノの値段は下がっても借金は減らない。これによりやせ細った日本の企業は、時代に適合した経営形態へと大きく舵を切った。激化する価格大戦争、M&A、リストラ、新興国市場争奪戦―。デフレ下、日本のトップ経営者たちはどう変貌したのか。デフレと大震災、勝者と敗者を分けるものは何だったのか。“企業と経営者”が直面するデフレ日本の真相。

目次

序章 デフレの勝者・敗者の四条件
第1章 いつまで続く「勝ち組御三家」の快進撃(ファーストリテイリング・柳井正―踊り場を迎えたユニクロ、小売業世界一は実現するのか;サントリー・佐治信忠―キリン買収に失敗、ゴッドマザーの死で株式上場の気運は高まる;ソフトバンク・孫正義―携帯電話の価格破壊で独り勝ち、次は電力事業への新規参入か)
第2章 リーマン・ショックの後遺症を引きずる優良企業(トヨタ自動車・豊田章男―米リコール問題で噴出した創業家と旧経営陣の内紛;キヤノン・御手洗冨士夫―次の柱が見つからず人材不足も露呈、前経団連会長の悩みは深し;パナソニック・中村邦夫、大坪文雄―三洋電機買収でリチウムイオン電池王国を築き、グループ再編へ;日本電産・永守重信―米モーター会社買収で世界一を視野に。しかし株価は上がらず)
第3章 中国&新興国市場に賭けるリーディングカンパニー(ソニー・出井伸之、ハワード・ストリンガー―テレビは八年連続赤字、個人情報一億人分流出での事業の危機;日産自動車・カルロス・ゴーン―電気自動車と中国に軸足、ルノーのスキャンダルで揺らぐ信頼;ファナック・稲葉善治―驚異の高収益率、時価総額ベストテン入りが射程距離に)
第4章 ギリギリの生き残りを模索する生活密着型企業(資生堂・前田新造―中国市場と低価格ネット通販進出で銀座の老舗は変身できるか;吉野家・安部修仁―国内の牛丼戦争に完敗、“アジアの牛丼”の座を狙う;イオン・岡田元也―郊外型ショッピングセンターは終焉、パルコで活路を開けるか)

著者等紹介

有森隆[アリモリタカシ]
経済ジャーナリスト。1969年早稲田大学文学部卒業。三〇年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うたまる

1
「デフレ経営者」というタイトルの意味が全く分からない。どちらかと言うと、社内抗争や内紛劇が中心の立志伝か。ビジネス要素は公表されている経営数値をただ並べて見せただけというお粗末なもので、後の大半は生臭い話ばかり。そもそも本業を正攻法で伸ばしている企業よりも、M&Aで拡大している企業が目立ち、経営者と言うより金融屋かファンド屋が相応しい。そんな中、ギラギラしたコメントを連発していて気になるのは、ユニクロの柳井正。特に「安定的な会社など幻想にすぎない」って言葉は、安定志向の就活学生にぜひ伝えたい。2014/06/18

ろい

0
デフレ関係ない。大企業の今の社長の解説。ビジネス部分は浅く、社内政治についての解説が多い。日経ビジネスとかの総集編という感じ。まぁ、よくまとめたねという所。 失敗は細かく指摘するのに、成功は「神風」とか「運」といってしまうので、ビジネス的に読もうとすると役に立たない。 ビジネス書と言うよりゴシップ誌に近い。その意味で賞味期限も短いと思う。リアル島耕作とおもって読むといいかも2011/11/30

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