出版社内容情報
柳井正、孫正義、佐治信忠、豊田章男、ハワード・ストリンガー、御手洗冨士夫、カルロス・ゴーン、岡田元也、永守重信…
“企業と経営者”が直面するデフレ日本の真相!
【本書の内容】
日本は深刻なデフレ時代に突入、さらにここにきて大震災が直撃。
モノの値段は下がっても借金は減らない。これによりやせ細った日本の企業は、時代に適合した経営形態へと大きく舵を切った。
激化する価格大戦争、M&A、リストラ、新興国市場争奪戦――。デフレ下、日本のトップ経営者たちはどう変貌したのか。デフレと大震災、勝者と敗者を分けるものは何だったのかに迫る!
内容説明
二〇〇〇年代、日本は深刻なデフレ時代に突入、さらにここにきて大震災が直撃。モノの値段は下がっても借金は減らない。これによりやせ細った日本の企業は、時代に適合した経営形態へと大きく舵を切った。激化する価格大戦争、M&A、リストラ、新興国市場争奪戦―。デフレ下、日本のトップ経営者たちはどう変貌したのか。デフレと大震災、勝者と敗者を分けるものは何だったのか。“企業と経営者”が直面するデフレ日本の真相。
目次
序章 デフレの勝者・敗者の四条件
第1章 いつまで続く「勝ち組御三家」の快進撃(ファーストリテイリング・柳井正―踊り場を迎えたユニクロ、小売業世界一は実現するのか;サントリー・佐治信忠―キリン買収に失敗、ゴッドマザーの死で株式上場の気運は高まる;ソフトバンク・孫正義―携帯電話の価格破壊で独り勝ち、次は電力事業への新規参入か)
第2章 リーマン・ショックの後遺症を引きずる優良企業(トヨタ自動車・豊田章男―米リコール問題で噴出した創業家と旧経営陣の内紛;キヤノン・御手洗冨士夫―次の柱が見つからず人材不足も露呈、前経団連会長の悩みは深し;パナソニック・中村邦夫、大坪文雄―三洋電機買収でリチウムイオン電池王国を築き、グループ再編へ;日本電産・永守重信―米モーター会社買収で世界一を視野に。しかし株価は上がらず)
第3章 中国&新興国市場に賭けるリーディングカンパニー(ソニー・出井伸之、ハワード・ストリンガー―テレビは八年連続赤字、個人情報一億人分流出での事業の危機;日産自動車・カルロス・ゴーン―電気自動車と中国に軸足、ルノーのスキャンダルで揺らぐ信頼;ファナック・稲葉善治―驚異の高収益率、時価総額ベストテン入りが射程距離に)
第4章 ギリギリの生き残りを模索する生活密着型企業(資生堂・前田新造―中国市場と低価格ネット通販進出で銀座の老舗は変身できるか;吉野家・安部修仁―国内の牛丼戦争に完敗、“アジアの牛丼”の座を狙う;イオン・岡田元也―郊外型ショッピングセンターは終焉、パルコで活路を開けるか)
著者等紹介
有森隆[アリモリタカシ]
経済ジャーナリスト。1969年早稲田大学文学部卒業。三〇年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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