出版社内容情報
江戸に謎の“だるま斬り”現る! 次々と起こる殺人事件を追う「紫同心」こと室崎銀次郎に絶体絶命の危機迫る! シリーズ第二弾
内容説明
大江戸・日本橋が炎に包まれた!現場近くで見つかった毒殺死体の犯人捜しに乗り出した「紫同心」こと室崎銀次郎の前に、謎の“だるま斬り”が現れる。しかし、犯人として浮上した人物は、六年前に殺されていた!怪しげな美女と、二つの仇討ち騒動。疑惑の先に、またもや寺社奉行・水野忠邦の陰が…。抜群の推理力でついに事件の核心をつかんだ銀次郎に、絶体絶命の危機迫る!シリーズ好評第二弾。
著者等紹介
大谷羊太郎[オオタニヨウタロウ]
1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』(講談社)で第一六回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を一二〇冊以上発表。『紫同心江戸秘帖』シリーズが著者にとって初の時代小説である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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