出版社内容情報
なにげない母親の口ぐせが、いかに息子をダメな子に育て、心を傷つけているか。お母さんの言葉が変われば、ぐんぐん伸びる子が育つ!
内容説明
ついなにげなく口にするひと言で、子どもの心を深く傷つけていませんか。とくに母親にとって育て方の悩みも多い「男の子」は、実は女の子以上に傷つきやすい繊細な心を持っているものです。お母さんの日々の言葉が、子どもの心にどのような影響を及ぼしているのか、母と子の問題に長年取り組んできた心理カウンセラーが、代表的な56の口ぐせから解説&アドバイス。子育てに迷っている人、困っている人、必読の一冊。
目次
第1章 なにげない口ぐせが、息子をダメにする
第2章 男の子を傷つける「56の口ぐせ」(幼児期編;小学生編;中学生編;高校生編)
第3章 お母さんの口ぐせが変わると、息子も変わる
著者等紹介
金盛浦子[カナモリウラコ]
1937年、東京都に生まれる。青山学院大学文学部教育学科卒業。東京教育大学教育相談研究施設、および聖マリアンナ医科大学精神神経科、東京大学附属病院分院神経科にて研究生として心理臨床を学ぶ。1978年東京心理教育研究所を開設。1990年より、自遊空間SEPY(セピィ)を主宰。セラピスト・臨床心理士・芸術療法士としてカウンセリングにあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はま
21
きっと正論ですねー。まとめると「慌しく生活してるとなかなかイラっとする事も多いでしょうが、のんびりと息子を愛して信用せぇ」という事かな。でもまー言ってしまうよねー^^;2013/03/23
りえ
17
つい言ってしまう“嫌な口癖ランキング”①早くしなさい!→子供と大人は流れている時間が違う。要領が悪い子は子供の時間をたくさん経験し、大人になって心のバランスを保てるようになる。②置いてくよ!→脅しの裏には小さなホンネ。子供は嫌われる不安をいつも抱えている。「いいわよ、大好きな○○くん」③泣いてなさい!→「嫌な思いをしたね」と、共感する。子供は安心し、それは他人への優しさに繋がる。嫌な口癖を言うたびに子供を泣かせ、自分も後悔するので気をつけよう。こういう本は自分の状態をチェックさせてくれるのでありがたいな。2013/12/19
鈴
17
出てくる出てくる!しょっちゅう言ってるセリフのオンパレード(^^;)「幼児期編」は7〜8割は言ってるセリフがあった。全部は無理だけど、自分なりにヤバいなぁと思う部分は改善していこうと思う。「息子のマイナスの裏に、きっとプラスが見つかる」というページにて、【甘えん坊→愛情豊か】とあって、ちょっと救われた。だけど【乱暴→積極的、行動的】は違う気もするなぁ。息子は乱暴だけど内弁慶だから(>_<)2011/08/09
星野
11
結婚も出産も、まっったく予定なしですが、何故か興味がわいて購入してみた。絵柄が可愛い。なるほどなあ、と思う中で、驚くほどお母さんが口にしてこなかった言葉たちであふれているのを目の当たりにし、お母さんの親としての育て方、接し方に、深く頭が下がる思いがした。ありがとう、お母さん。2013/10/18
もちははちゃん
9
【再読】男の子は宇宙人のような気がして、息子が生まれてすぐに買って、読んでいた本。中身をすっかり忘れていて、確認のため再読。我が家には当てはまることはほとんどなかった…ので読む必要がなかったと言いたいが、自己援護になりました。禁止言葉が多いので、これから子育てのお母さんは逆に読まない方がよい気がします…気が滅入るし、禁止言葉を却って言いそうだから2015/02/06