内容説明
日本もふるさとも遠く母語の通じぬニューヨークに6年。事件を追ってカメラを回す日々の移ろいをただ詠いつぐ。
目次
ぴろろぴろ
日差しの匂ひ
小さき炎ら
ハドソン川
豊旗雲
忍者マーチ
されども神は
ハナミヅキ
みどりのそら
ほたるび
どしてなの
吹かれてぞゆく
立ちけるにほひ
ひがしの街へ
詠みつぎにける
消え去らむのみ
July 4th
うんうんと
猫妻
女主人〔ほか〕
著者等紹介
矢部雅之[ヤベマサユキ]
1966年3月、東京都新宿区生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。評論「死物におちいる病―明治期前半の歌人による現実志向の歌の試み」で第21回現代短歌評論賞受賞。第一歌集『友達ニ出会フノハ良イ事』(ながらみ書房)で第48回現代歌人協会賞・第10回日本歌人クラブ新人賞を受賞。神奈川県在住。竹柏会「心の花」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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