現代短歌パスポート〈2〉恐竜の不在号

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現代短歌パスポート〈2〉恐竜の不在号

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  • サイズ B6変判/ページ数 111p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863855991
  • NDC分類 911.167
  • Cコード C0092

出版社内容情報

創刊号は発売たちまち重版!

大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、第二弾。


【収録作品】

岡野大嗣「foil」

大森静佳「オーガンジー」

寺井奈緒美「わんたんたんか」

我妻俊樹「海岸蛍光灯」

伊舎堂仁「も可」

安田茜「森なんてない」

谷川由里子「残暑」

北山あさひ「板子一枚下は地獄、今度会えたら笑ってよ」

小島なお「群か星」

川野芽生「恐竜の不在」



【執筆者プロフィール】

岡野大嗣(おかの・だいじ)

一九八〇年大阪府生まれ。歌集に『サイレンと犀』『たやすみなさい』『音楽』『うれしい近況』。共著に『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』『今日は誰にも愛されたかった』。がんサバイバー当事者による、闘病の不安に寄り添う短歌集『黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える』を監修。



大森静佳(おおもり・しずか)

一九八九年岡山県生まれ。第五十六回角川短歌賞を受賞。歌集に『てのひらを燃やす』(角川書店)、『カミーユ』(書肆侃侃房)、『ヘクタール』(文藝春秋)。「京大短歌」を経て現在は「塔」所属。京都市在住。



寺井奈緒美(てらい・なおみ)

一九八五年生まれ。愛知育ち、東京在住。二〇一九年、新鋭短歌シリーズ『アーのようなカー』(書肆侃侃房)刊行。二〇二三年、短歌とエッセイ『生活フォーエバー』(ELVIS PRESS)刊行。



我妻俊樹(あがつま・としき)

一九六八年神奈川県生まれ。歌集『カメラは光ることをやめて触った』(書肆侃侃房、二〇二三年)。『起きられない朝のための短歌入門』(平岡直子との共著、書肆侃侃房、二〇二三年)。他、怪談作家として著書多数。



伊舎堂仁(いしゃどう・ひとし)

一九八八年沖縄県生まれ。歌集に『トントングラム』『感電しかけた話』。反転フラップ式案内表示機と航空障害灯をこよなく愛する。



安田茜(やすだ・あかね)

一九九四年生まれ、大阪在住。短歌誌「西瓜」同人。第四回(二〇二二年)笹井宏之賞個人賞(神野紗希賞)受賞。二〇二三年三月、第一歌集『結晶質』を書肆侃侃房より出版。



谷川由里子(たにがわ・ゆりこ)

一九八二年神奈川県藤沢市生まれ。二〇一八年に「シー・ユー・レイター・また明日」五十首で第一回笹井宏之賞大森静佳賞を受賞。二〇二一年に歌集『サワーマッシュ』(左右社)を刊行。



北山あさひ(きたやま・あさひ)

北海道小樽市出身、札幌市在住。第一歌集『崖にて』(現代短歌社)。今秋、第二歌集『ヒューマン・ライツ』(左右社)を刊行。



小島なお(こじま・なお)

一九八六年東京都生まれ。「コスモス短歌会」選者、同人誌「COCOON」編集委員。歌集に『乱反射』『サリンジャーは死んでしまった』『展開図』。千葉聡との共著『短歌部、ただいま部員募集中!』。



川野芽生(かわの・めぐみ)

一九九一年神奈川県生まれ。第二十九回歌壇賞受賞。第一歌集『Lilith』(書肆侃侃房、二〇二〇年)。小説集に『無垢なる花たちのためのユートピア』(東京創元社、二〇二二年)、『月面文字翻刻一例』(書肆侃侃房、二〇二二年)、『奇病庭園』(文藝春秋、二〇二三年)がある。第二歌集準備中。

目次

foil(岡野大嗣)
オーガンジー(大森静佳)
わんたんたんか(寺井奈緒美)
海岸蛍光灯(我妻俊樹)
も可(伊舎堂仁)
森なんてない(安田茜)
残暑(谷川由里子)
板子一枚下は地獄、今度会えたら笑ってよ(北山あさひ)
群か星(小島なお)
恐竜の不在(川野芽生)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

livre_film2020

29
記録。なんかあまりビビッと来なかった。気もそぞろだったからか。あとでちゃんと書く。2023/11/30

だいだい(橙)

18
最寄りの書店になかったので、アマゾンで購入。どの歌人も個性がきらり、読み応えあります。今回、私にとっての収穫は川野芽生(めぐみ)さん。この号でトリを飾っていて、「恐竜の不在」という号の名前にもなっているけど、川野さんをいままで意識したことがなく、こんなに素敵な歌を詠まれることを知らなかった。川野さんの歌集も読んでみたいと思っています。短歌に興味がある方にはおすすめ。1000円で10人の実力派の若手(じゃない人もいるけど)歌人の新作が読めて、しかもサイズ感がいい。バッグに入り持ち運びもいいので旅のお供にも。2023/11/09

空の落下地点。

0
泣くという恍惚、窪んでるものに舌を這わせずにはいられない誘惑。ほくろを夜の入り口に喩えているのも、奥行き、潜りたさ、収まりたさ。大森静佳さん、主体は女性のはずなのに男性的なエロティシズムが感じられて現代的。炊飯器持って浜辺を歩く、これめっちゃ好い。最初のお二人の取っつきにくさから、この単純さに視界が開けて脳も弛む!マウント取られても反応しなければ逆に凍り付かせることが出来る。夏の暑さは自傷的。魚にとって鯨は神様。冒険と日常の対比で終了。短歌は日常を逸脱できる階段、その一首一首の作歌は建築に近い。一段々々。2023/11/17

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