内容説明
アンソロジー『はじめまして現代川柳』編者の、『水牛の余波』『転校生は蟻まみれ』につづく第三句集。
目次
1 人体は樹に、樹は人体に
2 鳩と蛇
3 幻化に似たり
4 廃園に離乳食
5 左手にマングース
著者等紹介
小池正博[コイケマサヒロ]
1954年生まれ。「川柳スパイラル」編集発行人。日本連句協会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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秤
2
海亀のテントめざして来てください│酔うたびに街を消してもいられない│握っても握り返さぬニュータイプ│読唇術で睡蓮は咲く│どうしても緑に染まる鳩と蛇│星を呑む話ができる恢復期│犀の角ペニスのように切りとった│のど見せて眠るこどもの孤独祭│ガジュマルの根元でやっと仲直り│道づれになろうよ空が狡そうだ│一角獣の角を折っても退屈だ│攻めることにする左手にマングース│竜の血を浴びてお肌が荒れちゃった│手旗信号で夕陽を呼び寄せる2025/02/01
Nene
0
★★★☆☆2025/04/03
そ
0
スパリとくる言葉選び 私にない引き出しがいっぱいあっていいな〜2024/09/24
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- 人間行動の心理