出版社内容情報
横尾氏の日常には超常現象が渦まく。ダイコクサマの像が空中から出現し、UFOが飛ぶ。そしてついに金星人からの通信が復活する!?
内容説明
「直観は正しい。直観は神の観方を体感して得るものなのだ」。その直観に導かれての旅は、不思議な出来事の連続だった。偶然はやはり必然なのか。「芸術とは天界を地上に映すこと」。神の意思を伝達する道具たらんと欲する著者に、遂に宇宙人からの交信が復活する。画霊・横尾忠則の辿る精神世界の旅、第四弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO)))
8
アカシックレコード,UFO,チャネリング,シャンバラ地下世界などなど,全編に渡ってトンデモスピリチュアルな言説満載(&トドメに解説が高橋克彦氏)でかなりアテられますが.しかし絵画/グラフィック・アートに限らず,表現というものは,卑小な自己承認欲求や最大公約数的なウェルメイド感などブチ抜いて,もっと大きなもの,遠くのもの(それこそ宇宙でも天界でも霊界でも何でもいいので)へと通じるものであってほしい,というかそういうものこそ素晴しいのだと切に思います思わされます.2013/01/16
MN
0
「勇気ある行動に命を賭けて本気で決断した時、人はたとえその行動を実際に起こさなくても、それは現実に起こしたことと同じ結果が得られる」2017/06/06
rouge
0
横尾忠則の本のなかで一番好きな一冊。バリバリ精神世界にハマっていた頃に書かれたんだと思う。この本のおかげで鞍馬山に行け、以来リピーターに。2014/03/11
hgstrm2
0
なんとなく思い付きで再読してみたけど、思った以上に読了まで時間がかかってしまった。それは正直、後半からちょっと荒唐無稽すぎて??となるようなことが多く、ことばは悪いけど、新興宗教にはまってる人のひとりごとにしか思えなくなってしまったから。これが描かれたのが90年代前半なので、オウム事件前夜というかまあそういう時代だったんだよねと言えなくもないけど。とはいえ、直感は神的、ひらめきは人的、などのくだりはなかなか面白かった。2024/10/23