汀日記―若手はなしかの思索ノート

個数:

汀日記―若手はなしかの思索ノート

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月25日 05時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6変判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863855182
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

内容説明

東京郊外で暮らす若手噺家の2020年4月~2021年5月の日々を綴った日記文学的思索集。

目次

汀日記序文
言葉の砌
雹i
「雨宿りノート」のはじめに
言葉における内野飛球
薄緑色の引き換え券
海上を渉る部屋
日々の露光
初台へ
朝の描出
棒つきのお菓子
万年筆
雨のあさくさ
雨宿りi
晴れて雲間
単純な願い
雨宿りii
真昼の海獣
カルピス
踪跡のようなもの
帝國絲業旧工場跡地
phosphorescence
活字の夢
夜の透明な微粒子
間に合わせ
おまけつき
消去・チョーク・石
原画展
束の間の帰郷
氷室守
そして、むくわれた日
アイン、ビア、ビッテ
沈没船とアルバトロス

冬の日の郷土史家
「風紋」回顧
令和誕生
雨宿りiii
冬籠り
アルファベート/Somei-yoshino
迷路と現状
五月某日
文学見本市と二冊の本
雹ii
この日々の終わりに
落語と文芸のみぎわで
付録 ちいさな赤いつながり
付録 俳句(『言葉の砌』より)
付録 単行本のためのあとがき

著者等紹介

林家彦三[ハヤシヤヒコザ]
1990年、福島県生まれ。2015年、林家正雀に入門。現在、二ツ目。若手の落語家として日々を送りながら、文筆活動も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

46
著者である林家彦三さんは、ある落語会で高座を聞いた時に、二ツ目になったばかりなのに、妙な表現力があると思いました。他の噺家さんとは違う角度からの表現力だったと記憶しています。何度か小さな会へも行って、高座を聞いた時期もありました。それが、この日記に書かれている頃だと思います。日記と言うよりも日々徒然であり、それは文学を書くぞと言う型にはまっているなと思いました。これが意識した型でないことを願います。2024/12/13

ruki5894

13
若手落語家さんが、少しだけ時代に逆らって生きたいという思いで日々の暮らしをスケッチしたもの。p64外国の方と思われる店員さんの話す「メトロノームのように間も音調も均一なその日本語は、ひとこと、ひと粒だって、まるで知らない国の言葉のようにうつくしかった。」私も同じ思いを抱いたことがあったのでわかるーわかるー2022/10/16

qoop

5
緊急事態宣言中に二つ目となった、ベルンハルトを読むタイプの噺家(僕は二冊目読むことないだろう、たぶん)が綴った思索的/私小説的散文集。うつうつとしつつ軽みも含む文章からは、世の状況と著者の個性が噛み合わさった感が伝わって来るが、どうだろう。2023/09/07

タオルケット

4
自分と同世代、コロナ禍で二つ目に昇進した噺家の言葉。なかなか癖はあるけど、落語好きとしては読んでおきたかったので最後までちゃんと読みました。後半にあった噺家口調の文章が新鮮で好きだった。読んでいる途中で前座時代の名前を知って、あ、この人まだ入りたての時に寄席で見たなぁと思い出した。あんなに初々しかった彼が、この文章を書いているのかと思うとまた感慨もあり。2022/08/13

r

2
このくらいの分量を読んでみてそのひとの声がやっと聞こえてくる。日記はたのしい2022/07/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19646520
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品