舞踏会

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舞踏会

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  • サイズ 46判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863854604
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

妻と娘との三人家族のわたしは、職場でも家庭でも孤立していき、限られた小遣いの中でわずかな喜びを見出す日々。強靱な精神を持つ妻に太刀打ちできないわたしは家出することで抵抗するが…「愛の様式」。苦手なドッジボールに誘われるまま参加したことをきっかけに、現実のぼくの心と体はどんどん乖離していく。十歳を目前にしたぼくはすべてを消し去ってしまおうと決意する…「冷たい丘」。この世界はしらふで生きていられる場所じゃない。勝者しか存在を許されない会場で、ぼくたちは倒れるまで下手なダンスを踊り続けるしかない…「舞踏会」など。5編の妄想と諧謔によって綴られる佐川恭一ワールド全開の一冊。

著者等紹介

佐川恭一[サガワキョウイチ]
滋賀県生まれ。京都大学文学部卒業。「踊る阿呆」で第2回阿波しらさぎ文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

林田力

14
「愛の様式」は独白で成り立つ作品。マシンガンのように独白が続く。独白から構成される小説と言えば思索に沈んで物語が進まないパターンを連想するが、そうではない。視点人物は話し下手とされるが、独白ではお喋りである。話好きの女性というイメージを抱く。声に出すことは鈍いが、頭の中の言語活動はフルスピードなのだろうか。他の人との会話内容も語られるが、これも同じ調子でマシンガンのように繰り出される。2021/06/10

zakuro

1
建前ではなく本音をズバズバ書いているから読んでいて精神衛生上大変良いのだが、当事者からすれば耳の痛い話だろうなと思う。小説はエンタメの中では一番自由で、差別や偏見、不敬などが表現として許されている(登場人物がそういう奴ということで処理する)。これを他のメディアでやったら即炎上、謝罪、辞任となるであろう発言が可能な不思議な媒体だ。だから私は本を読むことを続けられているのだと思う。どの作品も作者の中にあるどろどろしたものが吹き出している感じがするが、クライマックスを作れていないので芥川賞まではもう一歩か。2021/07/30

0
「愛の儀式」私小説かと思わせるほど夫婦子1人家庭のディティールの細かい緻密な表現と繊細な描写がまずもって凄まじい。昨今の理想ばかりの夫婦論、子育て論を逆手にとったようなリアルで地べたレベルの夫視点思考回想。途中また突然ぶっ飛ぶかなぁと思ったら黄色のタイツの女くらい。「新自由主義の波に苦しむ貧困家庭を描いた洋画を観たことがある」→おそらくケンローチの「家族を想うとき」の思索も良かったなあ。期せずして挿し込む刹那的家族の幸せ衝動を今一度考えさせられる最高逸品した。2021/09/28

daikishinkai

0
佐川ワールド満載の作品集。5作の小説が収められている。何度も読み返したくなる、中毒性があるので注意を。2021/05/10

chidoriayumu

0
小さい頃に経験したような不服な出来事や、これから中高年になると経験するんだろうなと予測できる理不尽な扱いを全編通して一気にドバドバ摂取した感。ジャンクな読後感で中毒になりそうです。 「愛の様式」で妻に虐げられる主人公に対して、母親が嫁の苦悩を延々と電話で説教するシーンに圧倒されちゃいます。本当に電話で怒られてるみたい。だんだん何も考えられなくなる。 「友情(浜大津アーカスにて)」は昔読んだ武者小路実篤の「友情」がぶわーっと蘇りました。スポッチャで卓球を選ぶところが嬉しくてつい笑っちゃいました。 2021/05/06

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