内容説明
川合大祐、怒濤の一〇〇一句。
目次
第1章 零頭の象
第2章 プレパラート再生法
第3章 川を渡る
著者等紹介
川合大祐[カワイダイスケ]
川柳作家。1974年長野県生まれ。「川柳の仲間 旬」同人を経て、「川柳スパイラル」同人。ブログ「川柳スープレックス」共同執筆者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あなた
4
ひとつの文学のただしいあり方として、この俺の過剰につきあってくれよ、というのがあるとおもう。おさめようとしても、やりくりしようとしても、それでもあふれるこのなにかはなんなんだよ、と。フーコーが巨大な図書館(アーカイヴ)に出会ってそれで知の考古学の研究をはじめた話があるんだけど、過剰に出会うってそういうことだと思う。あふれてんじゃん、さあ始めよう、と。かわいさんはすごいひとだよなあとおもう。ゆきつくんだよなあ。つづけてさえいれば。それをわたしは眼にした。「おれだけが狂っているよ江戸幕府」2021/11/07
Nene
0
p31 獏の肉みんなむかしのままでいて2022/02/06