現代歌人シリーズ<br> ひかりの針がうたふ

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現代歌人シリーズ
ひかりの針がうたふ

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  • サイズ B6変判/ページ数 141p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863854406
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

目次

生を知るのみ
干潟を歩む
ヘルパンギーナ
踏みがたきかも
秋のみぎはに
瓦礫を崩す
秋冷の領
いかなる筏
芥屋の海風
水を送る
吾児よ気づくな
葦原にあるか
かもめの朝に
風に揺らぐよ
爽昧の井戸
進撃の児は
富山の夏へ
能古島の影
午後の鋳像
桃色の卵
母知らず
網より払ふ
冬の点描
柘榴を見つむ
海峡に立つ
粉塵を呑む
九州を去る

著者等紹介

黒瀬珂瀾[クロセカラン]
1977年、大阪府生まれ。春日井建に師事。歌集に『黒耀宮』(ながらみ書房出版賞)、『空庭』、『蓮喰ひ人の日記』(前川佐美雄賞)。未来短歌会選者、読売歌壇選者。富山市の願念寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

261
黒瀬珂瀾の第4歌集。この人はこの歌集ではじめて知ったのだが(そもそも私が知っている現代歌人は少ない)読売歌壇の選者を務めているようで、どうやらかなり名のある歌人、かつ実力派のようだ。また、裏表紙のプロフィールによれば春日井建に師事していたとある。ただ、この歌集を読む限りではその片鱗があまり見られない。「剱いま晩夏にかすみゆく午後のおまへは雨を知って死ぬ蝉」他1、2首くらいか。むしろ、ここではアララギ系かとも思われるような我が子を詠んだ歌が目立つし秀歌も多いように思われる。2024/05/31

27
著者に短歌を見てもらった縁もあり、読んでいて等身大の、彼の穏やかな声を感じるようだった。父としての視線が透徹しており、子どもの温度をうたったものが多い。短歌は日常を鋭角にも鈍角にも切り取ってゆき、その活動写真を手際よく、綺麗に並べていく作業において著者の手つきが光っているように思われた。2025/01/12

あや

13
お子さんと福島と海を詠んだ歌が好きです。2022/01/09

tetekoguma

2
黒瀬珂瀾さんの最近の歌集。子どもが生まれて戸惑う心情を素朴に描いているのが印象的でした。311後の福島や九州の情景を詠んだ歌も印象的。2022/06/20

ぷくらむくら

2
子供と日々の生活が独特の口調で語られる。2021/10/27

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