内容説明
流れ星が飛んできた尻屋埼灯台、１５０年間変わらぬ姿で海を見つめる神子元島灯台など、あなたもきっと会いに行きたくなる日本全国の灯台たち。灯台マニアが解説する、灯台の楽しみ方読本。
目次
北海道の灯台
東北の灯台
関東の灯台
中部の灯台
近畿の灯台
中国・四国の灯台
九州・沖縄の灯台
著者等紹介
不動まゆう［フドウマユウ］
灯台専門フリーペーパー「灯台どうだい？」編集長。灯台ファンを増やすため、世界各地の灯台を取材し自費で発行している。灯台愛が溢れる誌面はテレビ番組でも紹介され、ラジオ出演、新聞、雑誌への掲載も多い。灯台愛好会「ライトハウスラバーズ」に所属し、毎年「灯台フォーラム」を企画・運営する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はな＊
16
初めて訪ねた灯台は、神奈川県の観音崎灯台。たまたま出かけた横須賀美術館から徒歩圏内だと知って訪れた、その観音崎灯台はたまたま日本にある数少ない〈登れる灯台〉の1つだった。灯台のある風景と灯台に登って眺めた景色に魅了され、手にとったのが不動さんのご著書。不動さんの愛あふれる灯台本を眺めては全国の灯台に思いを馳せる。そういえば、灯台は物語の舞台でよく登場する。吉田修一さん『悪人』、宮本輝さん『灯台からの響き』を再読したくなった。沢木耕太郎さん『旅のつばくろ』もね。2022/05/20
ひねもすのたり
14
燈台好きなので読んでみました。メジャーどころの燈台100を選んだ写真集。 写真からも解説からも著者の深い燈台愛が感じられます。 ただ個人的には燈台の立地というのも楽しみのひとつなので、イラストか何かでその立地や周囲の状況などを入れて欲しかったかも・・・GPSの発達と建物の老朽化により、灯台は早晩その姿を消すのではないかとも言われています。 見るなら今のうちかもしれません。★４ 2021/04/01
ののまる
8
灯台に住んで本だけ読みたいわ〜とか勝手に昔の灯台守に憧れるけど、そんな暢気な仕事ではなかったろうな。海上保安庁の管轄下です。2024/01/19
RYOyan
6
灯台に惹かれるのは、きっと岬という場所の最果て感に浸りたいから。でも敢えて灯台その物の技術や建築としての視点から迫ってみるのも面白かった。灯台守の壮絶な悪天候との闘いのエピソードも興味深い。2022/04/07
じじょ
4
図書館本。灯台の歴史、役割、そこに携わる人の思い等々、不動まゆうさんならではの温かい目線がいい。以前、講演会を見に行った時を思い出した。北海道の灯台たち、懐かしい。2021/06/05
