目次
かなしいおばけ
ミックスジュース
天災木曜日
すごろく
離宮の花
真澄の空
妹にキック
青いコーヒー
長い長い夢
夜と詩と花―イランへの旅
風の庭
付録 卓上カレンダー
著者等紹介
盛田志保子[モリタシホコ]
1977年岩手県生まれ。2000年、『短歌研究』が行なった短歌コンクール「うたう」において、「風の庭」50首で作品賞を受賞。2003年、第一歌集『木曜日』(BookPark)刊行。未来短歌会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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柚木あんづ🍉
9
瀬戸夏子さんの「はつなつみずうみ分光器 after 2000 現代短歌クロニクル」で紹介されていて、手にとった歌集。1977年岩手県生まれの歌人さん。心地の良い懐かしさと美しさに満ちた言葉たち。同年代だからか、とても読みやすく、詩情に包み込まれるような内容でした。細やかなシーンにこそある物語の、その一つ一つに名前をつけ楽しむ盛田さんの姿を感じ取ることができると思います。“書店から杓子に汲んで持ち出せばぽたぽた星になる言葉たち/星と星つなぐ閃き買って出てあたり一面の星をかなしむ”とても好きな歌集。2021/07/21
qoop
5
この文脈からこの単語が出てくるのかという驚きがまずあり、次いでその繋がりのスムーズさに驚き、最後には歌が耳と頭にしっくり定着することに驚く。読んだあと一瞬、その発想に事前に手が届いていたかに感じるが、そうした感情も著者に導かれたと悟る。/妖しき杖もてふれるでもなし人間の無礼知り尽くしたる魔女/このヘッドホンのコードはみたこともない花びらにつながっている/少女の目少女漫画に描かれて黒い闇にも見開きいたり/人生よあれほど多くの人間と一緒に動いた修学旅行/秋刀魚ではなく秋刀魚という愛なのだ時間指定で届く二十尾2021/01/02
chacha子
2
今まで読んだ歌集の中で一番好きかも。言葉がすごく、耕されていて、こっくりとしていて読みやすく、とても好きな並び方をしている。2025/01/28
トマス
2
表紙に載る「雨だから」の短歌で気になっていた歌集。現代短歌クラシックスは魅力的な歌集の復刊が多くて嬉しい。現実からふわりと浮いた美しい歌が多いと思ったら、あとがきで水原紫苑が作歌の原点だったと知り納得。不思議な余韻を追いかけて日曜日に読み終えてしまった。2020/12/20
紺色灯油
1
「雨だから迎えに来てって言ったのに傘も差さず裸足で来やがって」穂村弘の本で知って購入。でもやっぱり、解説なしで歌集を通読するのは私にはまだ難しい……。2025/03/14




